１３　10/19　いよいよ来週は二時間特別番組です。です。です。

Oct. 19th 2007 イシイ　ポップス･イン･ザ･ボックス

16:04
M1 BRIDGE OVER TROUBLED WATER
Simon & Garfunkel

16:09
M2 LONELY TEARDROPS
Jackie Wilson

16:12
M3 HOW LONG
Eagles

M4-7 – ミドル４：J. D. Souther

16:18
M4 HOW LONG

16:22
M5 HER TOWN TOO (James Taylor & J. D. Souther)

16:26
M6 GO AHEAD AND RAIN

16:31
M7 YOU’RE ONLY LONELY

16:37
M8 ONLY THE LONELY
Roy Orbison

16:42
M9 YOU’VE GOT A FRIEND
Roberta Flack & Donny Hathaway

16:45
M10 UP ON THE ROOF
The Drifters

16:48
M11 ALICIA’S SONG
Niteflyte

16:52
M12 LA LA MEANS I LOVE YOU
The Delfonics

M1
　本ブログ第十一回へのコメントに対応してみたつもりです。改めて曲のCD在庫を確認した所、アート･ガーファンクルのソロ、何枚か有ったんですねぇ、これが（笑）。Masashiさんに「ほぉらポール贔屓！」と指差されそうですが。冬になったらいってみましょうか、アートのソロ。

M3
　贅沢にもイーグルズの新曲を露払い扱いにしてミドル４へ。

M4-7
　「何故J.D.ではなくジョー･ウォルシュだったのか？」
　バーニー･リドゥンの後釜としてイーグルズに加入するメンバーについてこう語る、彼等を同時代で聴いていた洋楽ファンは多かった様だ。僕はウォルシュも大好きなので抵抗は無かったのだけれど、まぁソロでやれてるんだからわざわざ、という感情も有ったのだろうし、何より「カントリー･ロック」「生ギターの目立つロック」の代表格が変わっていってしまう（既に『呪われた夜』で変わってしまったからこそ、リドゥンは離れたのだろうか）のを憂いていたのだろう。
　そういう層に、J.D.やダン･フォーゲルバーグといった「優しいロック」はとても受け入れられたに違い無い。耳障りは優しいとは言え、実はテーマはシリアスだったりすのだけれど。

M8
　M7がヒットした七十年代後半の直前、「ビッグＯ（オー）」ことロイ･オービスンは過去の人になっていた。（75年にブルース･スプリングスティーンが「明日なき暴走」に彼への想いを込めていたものの、広い層にそれは伝わらなかった。）
　オービスンへの敬意を音（唄い方もモロ）にしたJ.D.のこの曲と、その直後のヴァン・ヘイレンによる「オー・プリティ・ウマン」のカヴァーによって、僕も含む当時のティーンエイジャーを中心とする洋楽ファンに彼の名は広まり（とは言え熱狂的な洋楽ファン止まりだったけれど）、それが88年のトラヴェリング・ウィルベリーズそして急死へと繋がっていく。没する前に完成していたものの、タイミング上遺作となってしまった『ミステリー・ガール』はとても良いアルバムだった。

M9, 10
　キャロール・キング来日！は良いけれど、あの規模の会場であの共演者で、というのはどうなのだろう？　アメリカでは「ディーヴァズ・ライヴ」等が成功しているから良いものの（主催側はその日本版を狙っているのだろうけれど）、外国の音楽である日本での実施はどうなのだろう？
　年代で例えてみれば、森山良子や伊東ゆかりと浜崎あゆみや東京事変（椎名林檎）が顔を揃えた、みたいなものなのだろう。僕はそれはとても素敵な事だと思うのだけれど、もう紅白歌合戦さえ歓迎されない国になってしまったからなぁ・・・。
　僕が小中学生の頃には「ザ・ベストテン」にピンク・レディーと五木ひろしと渡辺真知子とオフコース（出演はしなかったけれど）と渥美二郎と海援隊と小林幸子と原田真二と水谷豊が入れ替わりチャート・イン／アウトしているのが普通だったというのに。

M12
　元祖スウィート・ソウル。

人見 “Hit Me!”　欣幸, ’07.