前回触れた再結成に関する部分への加筆、というか展開。ザ･ポリースから離れるので、そして声を大にしてアピールしたいので、敢えて別扱いで。
最高の再結成とは？
僕にとって最高の再結成は、
テンソウ (Tensaw)のそれだ。四人が高い次元で真剣勝負をしている。毎回その凄みが増しているのも凄い。回を重ねる度に「鬼気迫る」度合が増していくのだ。
和製ザ･フーの筆頭と形容されて久しい彼等。バンド内の前向きな衝突で音楽性を高めるタイプの、日本を代表するグループだと思っている。’80年頃の数年間、アルバム二枚を発表するなど精力的に活動するも解散。以降、再結成を三度しており、毎回、熱狂的なファンを納得させている。不定期で再始動するという方が適当だろうか。
ヴォーカルのセイボー（田中聖一）が、「テンソウになると、他の時には出せない声も出せちゃう」という内容を話していた事が有る。曰く「テンソウ様がお降り」になるのだという。
「降りてくる」
再結成に限らないのだろうが、
Led Zeppelin (去年の)
The Who
そして
The Police
いずれもそういう状態なのだろう。
この顔触れで、しかも志の高さが乱れず一致している時に起こる奇跡なのだと思う。
極めて真剣に書くが、つまり「バローム･クロース！」なのだ。
ま、これは解る方にだけ解って貰えば良い（笑）。
でもそうでしょ？実際。気持ちが合わないと変身出来ないっていうのはさ。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.
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