NILE RODGERS produces or plays
No.1 albums in these 4 decades.
【No.1.】
1984 MADONNA “Like a Virgin” -producer
1990 MARIAH CAREY “Mariah Carey” -guitarist
1995 MICHAEL JACKSON “HIStory – Past, Present and Future Book I”
-guitarist
2001 BRITNEY SPEARS “Britney” -guitarist
2012 ADAM LAMBERT “Trespassing” guitarist
…And NILE RODGERS also produces or plays
Top 3 albums in these 5 decades!
【top 2&3】
No.3/1979 SISTER SLEDGE “We Are Family” -producer
No.2/1980 DIANA ROSS “Diana” -producer
No.2/1986 PETER GABRIEL “So” -guitarist [CD only]
No.3/1986 STEVE WINWOOD “Back in the Highlife” -guitarist
No.2/1989 MADONNA “The Immaculate Collection” -producer
No.2/1996 “Space Jam [soundtrack]” -guitarist
extras:
ついでにトップ5、トップ10アルバムも。
【No.4&5】
No.4/1978 CHIC “C’est Chic” -producer
No.5/1979 CHIC “Risque” -producer
No.4/1983 DAVID BOWIE “Let’s Dance” -producer
No.4/1984 DURAN DURAN “Arena” -producer
No.4/1984 THE HONEYDRIPPERS “Volume One”
-guitarist [co-producer?]
No.4/1986 CYNDI LAUPER “True Colors” -guitarist
No.4/1989 THE B-52’S “Cosmic Thing” -producer
No.5/1993 “The Beavis & Butt-head Experience [TV soundtrack]”
-producer
【No.6-10】
No.7/1983 DARYL HALL JOHN OATES “Rock ‘n Soul, part 1”
-guitarist, co-arranger
No.7/1990 THE VAUGHAN BROTHERS “Family Style” -producer
No.7/1993 DURAN DURAN “Duran Duran ‘aka The Wedding Album”
-mixer on Japanese bonus track or single flipside
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僕の贔屓を可能な限り差し引いても、これは凄い事だと思う。
アダム・ランバートの新作(日本盤は六月六日発売)『トレスパシング』が米ビルボード誌で初登場第一位に輝いた。
ナイル・ロジャーズがギターで参加している「シェイディ」が収録されている。
これにより、ナイル・ロジャーズは、
プロデュース又は参加したアルバムのいずれかが、
1980,90,2000,10年代 それぞれで
全米ナンバー・ワンになっているミュージシャン
そして
プロデュース又は参加したアルバムのいずれかが、
1970,80,90,2000,10年代 それぞれで
全米トップ3になっているミュージシャン
となった。
昔から僕も自分で書いたり言ったりしているが、チャートやグラミーが全てでは無いけれど、まぁ一つの基準として有効だ。
凄い事だとしか言い様が無い。
こんな人、他に居るだろうか?
マイクル・ジャクスンは、
・・・意外や意外、ザ・ジャクスン5/ザ・ジャクスンズ、ソロのいずれの名義のアルバムも、七十年代にはトップ3にも入っていなかった。シングル盤の時代のアイドルだったのだなぁと再確認。
但しスティーヴィー・ワンダー『フルフィリングネス・ファースト・フィナーレ』への参加により、4デケイズでナンバー・ワン。
没後の編集盤『マイクル』(2010) は最高位三位だったので、5デケイズでトップ3もクリア。しかも上記スティーヴィー以外は自分名義のアルバム。此処でも矢張り彼は別格。そして今後、彼の編集盤が一位を記録する可能性は充分に有る。
ポール・ムカートニーのトップ3は、ザ・ビートルズも含めると、
’60s: 説明不要。
’70s: 説明不要。ザ・ビートルズの通称赤盤が三位、青盤が一位、『ロックンロール・ミュージック』が二位、『ハリウッド・ボウル』が三位。
’80s: No.1.-Tug of War (1982) No.3.-McCartney II (1980)
’90s: No.2.-Flaming Pie (1997) ザ・ビートルズの『アンソロジー』は三組とも一位!
’00s: No.3.-Memory Almost Full (2007) ザ・ビートルズ『1』が一位・・・
’10s: (今年の新作[カヴァーもの]は五位)
スティーヴィー・ワンダーのトップ3アルバムは、
’60s: No.1.-Recorded Live: The 12 Year Old Genius (1963)
’70s: No.1.-Fulfillingness’ First Finale (1974), Songs in the Key of Life (1976)
’80s: No.2.-Hotter Than July (1980)
’90s以降: 無し
そして・・・
他に誰か居るだろうか? 凄く地味に、七十年代からセッションで人気のドラマーやベイシスト、キーボーディスト、コーラス要員で彼以上の人物が居る気がするけれど、今、パッとは浮かばない。
情報、御待ちしております。(チャート情報は Billboard に拠る)
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・・・でも、この快挙を騒いでくれる雑誌が無いんだよなあ、今。
ナイルって色んな所に顔を出し過ぎだから(笑)、ブラック誌にも先鋭ロック誌にもオールディーズ誌にもメイニアック誌にも「ウチの専門外」という扱いにされちゃう。
で「ミーハー誌」と揶揄されつつも実は王道の総合洋楽誌でもあった ML やアドリブは需要が減り消滅。日本では洋楽は「マニアが買い漁るもの」になっちゃったから。
せめて音楽情報発信ウェブサイトの何処かが取り上げてくれないだろうか。「どっかのギターリストがハリウッド女優と交際」だの「どっかのドラマーが車で無謀運転」なんてのよりよっぽど音楽的なニューズだと思うんだけど。
まぁ今回の記録も裏方としてのものだから充分メイニアックなんだけど。それにしても看板がマダァナ、マライア姫、MJ、ブリちゃんでアダム君だからなぁ(笑)。マニア諸氏が喰いつく所ではないのかなぁ・・・。
あ、愚痴です愚痴。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’12. (音楽紹介業)
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