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112 2/20 ザ・J. ガイルズ・バンド、再結成の行方は? | GOOD TIMES | グッドタイムズ

112 2/20 ザ・J. ガイルズ・バンド、再結成の行方は?

February 20th, 2009. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品

vol. 569.

M1
16:03 CENTERFOLD 堕ちた天使
The J. Geils Band

M2
16:06 NEW FRONTIER
Donald Fagen

M3
16:14 TOUCH ME
The Doors

M4
16:18 SELF CONTROL
Laura Branigan

ミドル4:
M5
16:24 ROSANNA
M6
16:30 I’LL BE OVER YOU
M7
16:33 MISS SUN
M8
16:38 99
Toto

M9
16:46 WISHIN’ AND HOPIN’
Dusty Springfield

M10
16:49 GROOVIN’
The Manhattan Transfer and Felix Cavaliere

M11
16:54 LOVIN’, TOUCHIN’, SQUEEZIN’
Journey

 曜日夜、地元ボストンで無事に再結成ライヴを行った筈のザ・J. ガイルズ・バンド。とっっっっても好きなアメリカン・R&R・バンドの一つであり、多くのファンが再結成を本当に望んでいるバンドでもあるので、今後が気になります。
 僕は観に行っていないのですが、来日公演では何とアンコールを八回も九回も行ったらしいです(笑、但し本編は一時間程度)。よっ、この盛り上げ上手!!

 そんな彼等ですので、三枚発表されているライヴ・アルバムはどれも素晴らしいです。
“Live – Full House” ’72
  ポーカーのフルハウスと掛けたアート・ワーク。
  「フルハウス」でイキがる所がB級で堪らないのです(笑)。
“Live – Blow Your Face Out” ’76
  邦題『狼から一撃』二枚組です。
  七十年代アメリカン・ロックの名ライヴ・アルバムの一枚と言えるでしょう。
“Showtime!” ’82
  今回のM1を含むアルバム『フリーズ・フレイム』の大ヒットもあり盛況のうちに終わったトゥアー(ザ・ローリング・ストーンズのオープニング・アクトも務めました)の模様を収めた堂々たるライヴ。どうせなら二枚組で聴きたかった!

 基本的に再結成には「後ろ向きなパッション」を感じ好きではないのですが、彼等の様な「仲良しR&Rバンド」の仲直りは大賛成。約十五年間、メンバー・チェインジの無いバンドで、それも大きな魅力でした(今回はドラマー以外の五人が結集)。
 このまま本格再結成〜トゥアー〜来日!と期待したいものです。乱暴に言ってしまえば、新作なんて無理に出さなくても構わないから。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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