March 6th, 2009. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品
vol. 576.
M1
16:04 LAST TRAIN TO LONDON
Electric Light Orchestra
M2
16:08 NEVER GONNA FALL IN LOVE AGAIN
Eric Carmen
M3
16:13 MAMMA MIA
Abba
ミドル4:エレクトリック・ライト・オーケストラ/
追悼ケリー・グルーカット(グロウカット)(63)
M4
16:19 TELEPHONE LINE
M5
16:24 TIGHTROPE
M6
16:29 SWEET TALKIN’ WOMAN
M7
16:33 MR. BLUE SKY
Electric Light Orchestra, live
M8
16:38 LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS
The Beatles
M9
16:42 I’M NOT IN LOVE
10cc
M10
16:48 BREAKFAST IN AMERICA
Supertramp
M11
16:51 SILLY LOVE SONGS
Wings
一曲目と「ミドル4」はE.L.O.。四曲はライヴ・ヴァージョンを選びました。
ベイス&コーラスのメンバー追悼という事で、ライヴだと
●ベイスは間違いなくケリー・グルーカットによるものである
●コーラスも(どのパートが、と逐一特定出来ないとしても)彼を含んでいる
その具体的な貢献が判り易いから、という判断です。
E.L.O. のスタジオ盤は、リーダー=ジェフ・リンがベイスとコーラス何処迄一人で演ってしまっているかが判りづらいので(笑)。特に八十年頃以降は。
但し、この ’78年のライヴ盤は、音(と言うよりもミックス)が悪いのが難点。海賊盤では無いのですが、ディスコグラフィに含まれない類の発掘音源なもので。商品化にあたって、ジェフ・リンは関わっていません。
実は映像作品がVHS&LDの時期から出ており、どうやらその音声部分を、音質補正もリミックスもせずにCD化したものだと想像出来るものなのです。
大体、実はE.L.O. のライヴ盤というのは、ちゃんとした形では出ていないのです。
前の会社が勝手に出すのを止められなかった初期のライヴ盤があり、止められないなら仕方無いのでせめていくらかマシなクォリティにするべく少々リミックス(差し替え)をして出し直した、というものが存在しますが、これはケリー・グルーカット加入前のもの。
そして、上記の ’78年のライヴは映像作品として。
今世紀に入っての再結成時のライヴも映像作品として。
という事で、ライヴ音源がまとまった形で音盤となっているのはこれだけなのです(少なくとも僕はこれしか知りません)。
いずれにしても惜しい人を亡くしてしまいました。御楽しみ頂けましたでしょうか。
ケリー・グルーカット死去に際しての拙文はこちら。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
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