１５０　バナード･エドワーズを追悼する男。（筆者以外で）

　それはこちら、執筆者は僕の小六からの友人、Taroです（あと半年で三十年だよ、あらまぁ）。

　彼は小学校卒業迄、ランドセル･半ズボンを通した「男」です（笑）。
　僕もランドセルは六年間通したものの、ズボンはと言うと「なるべく半ズボン」というレヴェルだったからなぁ。寒いとすぐに長ズボンの誘惑に負けた。しかし彼は「スケート教室以外は半ズボン」という硬派。凄いよ、うん。

　中学に進学する前後から、彼と僕は「洋楽仲間」になり急速に親しくなる。つまり同程度の洋楽好きは彼しか居なかった。否、これは彼に対して失礼な形容だ。彼は小四の時、既にキッスとザ･ラナウェイズのレコードを買っていたというのだから。その頃の僕はポール･モーリアやビリー･ヴォーン、ペレス･プラード（笑）。気になる旬の外国人はペレやベッケンバウアーだった。
　小六の十一月に僕は藤沢から横須賀へ引っ越す。転校先の同級生の一人がTaroだった。そして中一に。同級では無かったが、学校は同じだ。
　僕等の話題の中心が、アリスや円広志、八神純子からアバやキッス、EW&F、そしてシーク等になったのがこの頃だった。
　今となっては運命としか言い様が無い。

　彼は天下無敵の男のロック･トリオを組んでいる。自主制作でアルバムも二枚出している。ライナー･ノートは僕が書かせて貰った。長いので時間に余裕の有る方は是非どうぞ（笑）。
アルバム紹介
ファースト･アルバムのライナー･ノート
セカンド･アルバムのライナー･ノート
　前のウェブサイトに掲載してた「お気に入りアルバム」は復刻しないの？　あれはどれも面白かったけどなぁ。シーク「リアル･ピープル」とか、ジノ･ヴァネリ「ナイトウォーカー」とか、アバが「グレイテスト･ヒッツVol.2」ってのが良かった（笑）。

　所で、本題とは関係有りませんが、皆さんには「太郎」という名の知り合いは、何人いらっしゃいますか？
　実は居そうで居ないこの名前の持ち主、僕は三人知っているのです。（※）
　多い方ではないか、と自慢したい気分なのですが、果たして？！

　更に関係有りませんが、「ロッキング･オン」主催のコンサート応募葉書の記入例の氏名が
ロッキング太郎となっていたのには笑った。
　一応、法則としては合っているのだけれど（笑）。

※僭越乍ら、湘南ビーチFMの木村太郎社長も「知り合い」に含めさせて頂いております。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.