January 8th, 2010.
イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品
vol. 615.
M1 (オーケストラ・ヴァージョン)
16:03 WHERE DO YOU START?
Barbra Streisand
M2
16:07 LOVELY DAY
Bill Withers
M3
16:12 JARDIN BOTANICO
Michael Franks
※(寅年につき)アルバム「タイガー・イン・ザ・レイン」より!!
M4
16:15 FOR YOUR LOVE
Stevie Wonder
M5
16:20 KILLING ME SOFTLY WITH HIS SONG
Roberta Flack
ミドル4:ジョージ・ベンスン(ベンソン)
M6
16:27 FEEL LIKE MAKING LOVE
M7
16:32 TURN YOUR LOVE AROUND
M8
16:35 THE GREATEST LOVE OF ALL
M9 -【日没ソング/本日の日没[東京]16:44】-
16:41 GIVE ME THE NIGHT
George Benson
M10
16:47 CAUGHT UP IN THE RAPTURE
Anita Baker
M11 (M1のピアノ・トリオ+ギター・ヴァージョン)
16:53 WHERE DO YOU START? (quartet version)
Barbra Streisand
新進気鋭のジャズ・ギターリスト(ウェス・モンゴメリ直系)として注目されていたジョージ・ベンスンが「実は歌も良い」という事で歌うギターリストとして活動を本格化させるのは七十年代後半のこと。
フュージョン界では既に有名な「歌も上手いギターリスト」であった彼ですが、’80年のシングル「ギヴ・ミー・ザ・ナイト」と同名アルバムのヒットが、「ギターも弾くヴォーカリスト」と思う人が多くなる、その第一歩と言って良いでしょう。
プロデューサーはクインシー・ジョーンズ。前年の『オフ・ザ・ウォール』や同年の『アイのコリーダ (The Dude)』等を並べると、当時の「クインシー・ジョーンズ・サウンド」の独自性・魅力が見えてきます。
レコードの中というヴァーチャルな世界で、この当時のクインシー・ジョーンズ楽団はマイクル・ジャクスン(マイケル・ジャクソン)、シャカ(チャカ)・カーン、ザ・ブラザーズ・ジョンスン(ブラザース・ジョンソン)(※)、ジェイムズ(ジェームス)・イングラムパティ・オースティン(オースチン)、ドーナ・サマーそしてジョージ・ベンスンという錚々たる面々をヴォーカリストにフィーチュアしていたのです。
そして数年後には此処に御大フランク・シナトラも加わるのです!
(※)彼等(通常ブラジョン)の場合はむしろ楽団のギターリスト&べイシストとしての貢献の方が大ですが。
八十年頃の楽団の要は彼等二名とロッド・テンパトン(キーボード、作編曲)、シーウィンド・ホーンズでしょう。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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