Mar. 13th, 2010.
人見欣幸の音楽三昧
dedicated to TOM “T-BONE” WOLK(58) -pt.1.
featuring LIVE AT THE APPOLLO WITH DAVID RUFFIN AND EDDIE KENDRICK
いわゆる「ホール&オーツ・バンド」の最後とも言える1985年のアポロでのライヴ・アルバムをたっぷりと。
彼の逝去に伴う拙文は こちら。
1 APOLLO MEDLEY:
GET READY
AIN’T TOO PROUD TO BEG
THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO
MY GIRL
2 WHEN SOMETHING IS WRONG WITH MY BABY
僕のベイビーに何か
3 EVERYTIME YOU GO AWAY
4 I CAN’T GO FOR THAT (NO CAN DO)
5 ONE ON ONE
6 POSESSION OBSESSION
7 ADULT EDUCATION
/Daryl Hall John Oates, live ’85.
&
SARA SMILE
/Daryl Hall John Oates, live ’82.
固定メンバー時代(八十年代前半)の彼等には、活動当時に発売されたライヴ・アルバムが在りません。
本作は活動休止が伝えられた直後に出されたもので、内容も「ヒット曲を網羅」ではない、「記念碑」的なもの。
ライヴ・ヴィディオ及びLDが在りますが、高価だった時代ですので当時入手していた方は少ないでしょう。
この前のメンバーによる七十年代後半の『ライヴタイム』も好盤ですが、まだ大ヒット曲は三曲という時期。このライヴ・アルバムの発売自体が二人にとって不本意であった様です。
又、来日公演の模様がFMで特別番組として放送され、愛聴しましたが、これも熱心なFMリスナーだけが録音していたものですから、多くのファンは知らなかったでしょう。
あの頃にいわゆる「グレイテスト・ヒッツ・ライヴ」をLP(当然、二枚組で!!)で出していれば、ウルサ方からの彼等への評価がもっと上がっていたかも知れないと勝手な想像をしています。
Tボーン加入後初となったアルバム『H2O』のトゥアーを収めたCDが今世紀に入って発掘・発売された時に、特にそう感じました。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
コメント