Jun. 16th, 2007.
人見欣幸の音楽三昧
dedicated to BOZ BURRELL(60)
キング・クリムズン篇に続いて順当にバッド・カンパニー篇。ですが選曲(選盤)は一般的にみれば順当ではありません(笑)。
-“HIT ME’s Yokosukan pop/rock file” (タウンニュース横須賀版に連載中) と連動-
01 Home Again /竹中俊二, ’00. (bass: コモブチキイチロウ)
dedicated to BOZ BURRELL(60)
02-11: “Rough Diamonds” /Bad Company, ’82.
02 Electricland
03 Untie the Knot
04 Nuthin’ on the TV
05 Painted Face
06 Kickdown
07 Ballad of the Band
08 Cross Country Boy
09 Old Mexico
10 Downhill Ryder
11 Racetrack
&
Tracking Down a Runaway, ’98.
Ain’t It Good, ’98.
ボズ・バレール死去:
2006年9月21日。享年六十。心臓発作か心筋梗塞による急死。
実に半年以上間があいてしまったが、2006年11月4日に続く、「ボズ・バレール追悼(其の弐)」である。「其の壱」ではキング・クリムズン(※)をフィーチュアしたので、今回はバッド・カンパニー。
熟考の末、オリジナル・ラインナップでのラスト・アルバムを丸まるオン・エアという形を取った。バンド内はばらばら、評価もセールスも芳しくなかった本作だが、僕は大好きだ。前作『ディソレイション・エインジェルズ』収録の「ロックンロール・ファンタシー」で彼等を知った僕にとっては、結果として唯一となった「待望の新作」であったし、実際にFMで半分くらいは聴けたものだ(多分、山本沙由理の「軽音楽をあなたに」だ)。
それ以前をさほど知らなかったせいもあってか、印象は全く悪くなかった。否、それどころか気に入っていた。今もその印象は変わらない。
まぁ確かに、彼等に求められていたであろう「血湧き肉躍る熱いロック」では無いけれど、バンド内の情熱が薄れている分(笑)、音がスカスカな本作は、逆にボズ・バレールのベイスが良く聞こえる。
さいごの二曲は、’98年のコンピレイション盤発売時に再び四人で集まって録音された四曲より。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)
(※)クリムズン王宮最初の物故者だったのだが、彼を追うかの様に、「アイランズ」「アースバウンド」でボズとリズム・セクションを担ったドラマーのイアン・ウォーレスも数ヶ月後に亡くなった。
2007年2月22日。享年六十。食道癌。
ボズ追悼でキング・クリムズンを先にかけた(年代順だし)のを悔やんだ。結果、イアン・ウォーレス追悼を番組でやり損ねてしまった。・・・済みません、言い訳です。
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