Oct. 16th, 2007. Starlight Cruisin’
main feature: dedicated to Joe Zawinul(75) -pt.3.
(M1,2,5&8以外)
M1解説は十七日に、以降は十九日に加筆
19:38 -dedicated to J.B.(73) and Bobby Byrd(73)
M1 introduction/BROTHER RAPP/AIN’T IT FUNKY
James Brown, live ’71.
19:50 クラシカ葉山関連
M2 プッチーニ「ラ・ボエーム」より 私の名はミミ
ソプラノ:バーバラ・ヘンドリクス、テノール:ホセ・カレーラス 他
ジェイムズ・コンロン指揮 フランス国立管弦楽団
19:56
BGM IN A SILENT WAY
Miles Davis, ’69.
Chic history (Omar Hakim’s work in Weather Report days)
20:05
M3 DOMINO THEORY
Weather Report, ’84.
20:13
M4 PHARAOH’S DANCE
Miles Davis, ’69.
朗読くん。
20:37
M5 SUMMER GROOVIN’
Unchain, ’07.
20:43
M6 IN A SILENT WAY
Joe Zawinul, ’71.
20:49
M7 ARRIVAL IN NEW YORK
Joe Zawinul, ’71.
20:52
M8 CONFRONT THE WORLD
Unchain, ’06.
M1
J.B.の訃報直後の番組では、’71年のパリでのライヴを収録した(発売は九十年代)「ラヴ、パワー、ピース」を時間の許す限り、只ただ最初からそのまま流す事しか出来なかった(実は一周忌の時にその続きを流すというプランも有るには有る)。
オリジナルJB’sのライヴを丸ごと一枚聴ける唯一のアルバムであったにも関わらず、当時は発売中止となった(*)音源なのだが、数あるライヴ・アルバム中ベストと言っても過言では無いと思うし、世代柄、「新譜(発掘音源)」として聴いた全盛期のライヴ・アルバムだったせいも有り、個人的な思い入れが格別なのだ。
今回の一曲目はそのアルバムの冒頭部。何故かこの時、司会のダニー・レイはパリに来ていない。その重職を兼任したのが、最古参メンバーのボビー・バード。ダニー欠席はよくある事だったのか、ボビーの呼び込みも慣れた風でかなり格好良い。
という事でボビー・バード追悼も兼ねた。
しかしまぁこのバンドの素晴らしさと言ったら! ハード・ロックよりハードで、反骨精神剥き出しで、スライ他の後輩を凌ぐファンクなのに、ショウビズ王道のギトギトもしっかり残している。こんなのを生で体験しちゃったら、もうどうかなっちゃうんだろうな。遥か後、もう全盛期のテンションは望むべくも無いと言われた八十年代後半のライヴを観た僕でもこんなになっちゃたんだから(笑)。
(*)その原因は、発売前に彼等がごっそり脱退したからだと言う説が有る。バンドを急ぎ立て直したJBは、その新メンバーでライヴアルバム「リヴォリューション・オヴ・ザ・マインド」をすかさず発表している。ンもう、JBったら意地っ張りなんだからン。そういうとこ大好き。
ジョー・ザヴィヌル追悼:
ロックやファンクに立脚しないと音楽を判断出来ない人見としては(笑)、
○電化マイルズはジミ・ヘンドリクス、サンターナ(特に『キャラヴァンサライ』)、スライ&ザ・ファミリー・ストーンとかと同じ感覚で聴けば最高のファンクとして楽しめる。ワイト島フェス(’70)ではジミやらフリーやらを相手にライヴァル心剥き出しだし。
それって大友克洋にも現役感覚剥き出しで接していたという手塚治虫みたいですな(笑)。
どちらも亡くなる前の時点でで既に「生き神」扱いだったけれど、きっとそんな「殿堂入り」はしたくなくて、ずっと商業芸術の現場に居続けようとしたのだろう。
手塚治虫の晩年、「火の鳥 太陽篇」「アドルフに告ぐ」は本当に好きだなぁ。
○ウェザー・リポートは「明るいキング・クリムズン」だと思っているという話を何週間か前にした。
ジョー・ザヴィヌルをロバート・フリップに見立てると、どうかな? そう思えないかな? 無理が有る?!
ウェイン・ショーターはエイドリアン・ブリューになるのかな(笑)? ジョン・ウェットンかな?
多分これは逆で、クリムズンに参加したジャズ系の面々がウェザー・リポートを好きだったのでしょうね。『リザード』『アイランド』期の連中なんか特に。
M5, M8
アンチェイン。ジャミロクワイ経由スティーヴィー・ワンダーと思われる(世代的に)ソウルへの到達経路が想像出来る。途中のジョージ・マイクルには寄らなかったかな? そして多分、ポール・ウェラー、ザ・スタイル・カウンスィル経由カーティス・メイフィールドっていうのもアリですね。
人見 “Hit Me!” 欣幸, ’07.
コメント