「文筆仕事」とは言えないのだけれど、派生したものとして御勘弁頂いて。
雑誌(の増刊)に、「レコード写真提供者」として名前を載せて貰っています。
レコード・コレクターズ増刊 レココレ・アーカイヴズ
ソウル・マスターズ (ミュージック・マガジン刊)
2008年の十二月に発売されています。
音楽雑誌コーナーのムック棚や、雑誌も置いているレコード店等に並べられていると思います。
’95年の五月号で特集された、ジ・アイズリー(アイズレー)・ブラザーズの項が復刻がされており、巻頭のカラー頁にレコード写真提供者として僕の名前が載っています。
「人見欣幸氏提供」
「氏」だってよ、「氏!!」
特集の本文で執筆を担当していた、ソウル・フリークであり音楽ファンの先輩であり(有難い事に)友人でもある川崎太郎。彼が執筆を担当する事になったという事で、御祝いと情報提供がてら家を訪れた。その際に持ち込んだ数枚の中の一枚を彼が推薦してくれたのだ。
THIS OLD HEART OF MINE
/Rod Stewart duet with RONALD ISLEY
(12″, picture disc)
プロデューサーがバナード(バーナード)・エドワーズなんですわ(笑)。それで買ってた。多分ベイスも彼で、ドラマーは多分トニー・トンプスン(トンプソン)。
このカラー頁に登場する名前。
「川崎太郎氏、人見欣幸氏、山下達郎氏 提供」(※)
「川崎さん! 僕等の名前、山下達郎よりも前になってますよ!」・・・五十音順ですからね(笑)。
いやぁ、ときめいたものです。
ちなみに川崎さんが担当したのは「アルバム未収録音源」「プロデュース作品」の二章。一番持ってる・知ってる人じゃないと書けない部分。流石!
後者「プロデュース作品」末部の謝辞にも僕の名前を入れてくれています。
復刻されている特集は、
ニュー・ソウル
スティーヴィー・ワンダー
ギル・スコット・へロン
アース、ウィンド&ファイア
ジ・アイズリー(アイズレー)・ブラザーズ(※※)
アリーサ(アレサ)・フランクリン
残念乍ら、特集からまだ一年半と日が浅いからか、又は以前の特集が復刻されているからか、スライ&ザ・ファミリー・ストーン特集( ’07年の六月号)は今回含ませんでした。僕が全身全霊を賭けて(いやホントですって)執筆した拙文を含むその項が近い将来復刻されるには、今回の増刊の成否が大きく関わると思われます。
・・・って、イヤらしいなぁ、話の持って行き方が(笑)。
でも、生活がかかってますから。いや、真面目な話。
再利用の稿料というものが発生するんですよ、ええ。
(そんな事もあり、)是非、御一読の程。
スティーヴィー・ワンダーが表紙です。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
(※)今回の復刻では、頁構成の関係で五名の名前が五十音順で並んでいるが、初出時は三人だけだったのだ!! ・・・そんな事で喜ぶ奴(笑)。
(※※)更にちなみに、アイズリーズ特集の主文と言える、冒頭にある歴史を書き綴ったのは吉岡正晴氏。
中学生の頃から雑誌やレコードの解説でその名「An Early Bird Note」は目にしていた。冷静で資料性に富む、とても参考になる文章の御世話になっていた。
アイズリーズ特集の数年後、氏が訳されたベリー・ゴーディ(モータウン初代社長)の自伝に関する取材で初めて御会いし、有難い事に、以降、連絡を取り合える関係を継続させて頂いている。
御一緒させて頂いたコンサートもある。
会場で偶然御会いする事も多数。
氏は兎に角、現場にやたらと足を運ばれる方なのだ。
訳本の文字校正を担当させて頂いた事もある。
拙文(シーク[シック]本!)の出版を考えて下さった事もある。
これは出版社側の都合で企画倒れ状態に。序文は書き始めていたのだが・・・。
「スターライト・クルージン」にゲスト出演して頂いた事もある。
著書「ソウル・サーチン」のプレゼント提供もして頂いた。
その中の「ロジャーズ&エドワーズのプロデュース作品リスト」の作成を僕に任せて下さったのには特に感謝。
ソウルに関する情報を彼のブログから得る事が多いのは、
本ブログでの出典及びリンク先として明記している通り。
御世話になりっ放しだ。感謝感謝。
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