一月にナイル・ロジャーズ(ロジャース)のファースト・ソロ・アルバムがCD化されている。
ADVENTURES IN THE LAND OF THE GOOD GROOVE
/NILE RODGERS
英Funkytowngrooves
FTG-164
このアルバム・リヴューを「レコード・コレクターズ」誌 五月号(4/15発売)で担当した。
1983年、シーク(シック)存命時のソロで、邦題『グッド・グルーヴ・アイランド』。この後にバナード(バーナード)・エドワーズのソロ『グラッド・トゥー・ビー・ヒア』も出た。
『スープ・フォー・ワン』サントラと『レッツ・ダンス』の間にあたる時期。録音メンバー、スタッフ、スタジオはほぼ同じ。そういう音。
特にコーラスのシムズ兄弟は『レッツ・ダンス』参加後、シリアス・ムーンライト・トゥアーにも同行するという記憶も重なり、『レッツ・ダンス』と似た音の感触だ。
三分の一頁という枠。
久し振りとなるシーク(シック)関連の文筆業、張り切って書くぞ〜!
実は、同じ号で本文(特集)となる「ハンブル・パイ特集」への原稿依頼も頂いたのだが、担当が「オリジナル・アルバム未収録音源」であったので腰が引けた。シングル、編集盤、ヴァージョン違い・ミックス違い等をフォロウするのは、今の僕のコレクションでは無理だ。スライと違い、これは自信が無い。残念だが、本当に残念だが、他の方に御願いして頂く事になった。
いちパイ・ファンとして、いち読者として、この特集はとても楽しみだ。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
追記(4/6)
四月、来日中のナイル本人にこのCDを見せた所、驚き喜んでいた。出ている事自体を知らなかった。まぁ本人なんて結構そんなもの。しかも本国アメリカ盤では無いし。
尚、上記バナードのソロは日本盤で一度CD化され品切れ状態となっていたが、五月三日に復刻(おそらくライナー等は再プレスに近い形であろう)される。
追記(4/17)
掲載号が発売された。巻末からの「リイシュー・アルバム・ガイド」四十七頁下段に掲載されている。
表紙はマイルズ(マイルス)・デイヴィス。第二特集のハンブル・パイも濃い。
コメント
SECRET: 0
PASS:
そうか、人見の記事楽しみにしてるよ!
ナイルのソロ、多分むかーしに、人見に聞かせてもらってると思うんだけど、正直あまり印象に残ってない。
でも今聴いたら良いかも。
バーナードのソロもCD化してくれないかね~。
俺は、人見に録音させてもらったカセットしか持ってなくて、もうノビノビになっちゃってるんだ。
いい音で聴きたい!
たしか、一曲目はFMでなんかの番組のオープニングテーマに使われてたよね?? Like
SECRET: 0
PASS:
Taro
有難う。三分の一頁貰って、入稿済みです。どうやら一発OK。
バナードのその曲 'Your Love Is Good to Me' は、渋谷陽一司会のインタヴュー番組「FMホットライン」のテーマ曲でした。歌の前のブレイクでスティーヴ・ハリスがタイトルを叫んでたね。
『グラッド・トゥ・ビー・ヒア』は五〜六年前に日本盤でCDが出たけど、どうだろう? 店ではあまり見ないけど、ネットなら手に入るかな? 中古は、オークションを見るとプレミアが付いてる。
僕が買ったCDはシルヴァー・ローガン・シャープにプレゼントして、でもって買い直してないんだよな。
LP起こしで良ければCD化しとくよ(笑)。
人見 Like