本ブログで、ソウルの最新情報源としてとても世話になっている吉岡正晴氏のブログ。
昨晩、シーク(シック)のライヴに足を運ばれ、そのリポートを早速掲載されている。
「鉄は熱いうちに打て」というけれど、しかしその当夜に、帰宅されて直ぐにこれだけの情報量を持つリポートをしっかりと書かれるその気力に感服してしまう。それを毎日されているのだ。
僕なんか一体いくつのライヴ・リポートを先送りにしたままにしてあるのやら・・・。反省。
尚、その回の最後に僕の名前を入れて下さっているのですが、なぁに、曲名の確認やら、本ブログにも載せているメンバーとのあれこれを雑談の中でさせて頂いたというだけです。
演奏中も、僕なんぞとの会話中も、メモの手が止まらない吉岡さん。どのライヴ・リポート・ブログにも一曲ごとに時刻が書いてあるのにはホント脱帽です。
こちらのブログと重なるエピソードがあったら「ああこれは人見が吉岡さんに自慢げにくっちゃべった事だな?!」と苦笑して下さい(笑)。
吉岡さんのライナーを「資料性の高いとても参考になるライナー」として意識する様になって四半世紀以上、氏が訳されたベリー・ゴーディ自伝の取材という形で初めて御目にかかってからでも十二年以上が経ちます(※)。
以来、文字校正の仕事を頂いたり、ライヴを御一緒させて頂いたり、氏が出演されていたFM横浜の番組に出演させて頂いたり、雑誌編集部に紹介して頂いたり、僕の番組に著書のプレゼント付きで御出演頂いたりと、本当にいつも御世話になっています。
今回(マーヴィン伝記の校正)も御世話になります!
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09.
(※)それは ’96年=シーク初来日つまりバナード(バーナード)・エドワーズが日本で客死した年の後半か、翌年の初めの事だったので良く憶えている。
その取材の際、最後に、
「本日は有難う御座居ました。で、実は、初対面なのに失礼かも知れないとも思ったのですが、読んでいて誤植をこれだけ見付けましたので書き出しておきました。増刷される際には直された方が良いと思いまして・・・。」
「え?! こんなに?」
「ええ。それとこの写真はネガが逆ですね。皆、左利きになっちゃってますね(笑)。」
「本当だ。・・・文字校正の仕事をされた事はありますか?」
「いえ。」
「今、ホイットニー(ウィットニー)・ヒューストンの本を訳してるんですけど、校正を御願いしようかな・・・。連絡します。」
という遣り取りがあり、直後、本当にウィットニー本の校正という仕事を頂いた。
感謝してもしきれない切っ掛けだった。
その後、氏の著書「ソウル・サーチン」の校正も。ナイル&バナードの章を補足する「プロデュース作品リスト」の作成を僕にさせても下さった。
足を向けて眠れないとはこの事。
「モータウン、わが愛と夢」ベリー・ゴーディ著・吉岡正晴訳
「ソウル・サーチン -R&Bの心を求めて-」吉岡正晴著 (人見校正)
→こちらを御参照下さい。
「ディーヴァ ホイットニー・ヒューストン物語」ジェフリー・ボウマン著・吉岡正晴訳 (人見校正)
→こちらを御参照下さい。
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