May 12th, 2009. Starlight Cruisin’ (火)
番組内容ショート・コメント:
main feature: PIANO (時節的な深い意味は有りません)
誰か有名なピアノ弾きが来日する
誰か僕の好きなピアノ弾きが亡くなった
といったタイミングではありません。珍しく(笑)。
いわゆる「ピアノで弾き語る吟遊詩人」は今回は少なめに。
(以上、番組前)
M1&2 dedicated to J.B.: 今月発売のシングル。
19:35 LICKING STICK-LICKING STICK (part 1) (stereo)
19:39 LICKING STICK-LICKING STICK (part 2) (stereo)
/James Brown and the Famous Flames, May ’68.
先週はモノーラルでした。
M3
19:41 OLD TIME ROCK & ROLL
/Bob Seger & The Silver Bullet Band, ’78.
keyboards: Barry Beckett
(The Muscle Shoals Rhythm Section)
M4
19:44 SEPARATE WAYS
/泰輝(タイキ), ’08.
M5
19:50 DEAD OR ALIVE
/Journey, ’81.
piano: Jonathan Cain
いつも言っていますが、本当にこういう押せ押せのR&R演らせるとジャーニーって最高なんだけど、どうも大袈裟な方に注目が行きがちで(彼等自身もそちらをウリにしがちで・・・)。
M6 いよいよ来週末、「クラシカ葉山」!
19:56 レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第三組曲より
③シチリアーナ
/小澤征爾指揮ボストン交響楽団
M7&8: CHIC history
20:05 SHOO-BEE-DOO
/Madonna, ’84.
acoustic piano: Rob Sabino
produced by Nile Rodgers
bass: Bernard Edwards
drums: Tony Thompson
guitar: Nile Rodgers
20:12 SONG FOR JUN
/Philippe Saisse Acoustic Trio, ’01.
フィリップ・セイスのナイル近辺の活動は「ハイアー・ラヴ」、アル・ジャロウ、アウトラウド、’96年の来日メンバー他
M9
20:18 LED BOOTS
/泰輝, ’08.
「Back to the ’70s」で暫くBGMにしておりました。
M10
20:22 WHAT HAVE YOU DONE FOR ME LATELY
/Janet Jackson, ’86.
piano: Jimmy Jam
このピアノのフレイズ、シーク来日公演でスウィートシェリーが遊びで挟み込んでいました。
M11
20:29 HEAVEN HELP
/Lenny Kravitz, ’93.
piano: Henry Hirsch(※)
M12
20:34 HEY BULLDOG
/The Beatles, ’68.
M13 という訳でザ・ビートルズのカヴァーを続けて。
20:37 DON’T PASS ME BY
/The Georgia Satellites, ’88.
piano: Ian McLagan
マックを迎えてリンゴの曲をカヴァーというしょーもないセンスがとってもサテライツで最高!
M14
20:41 THAT’S ALL
/Genesis, ’83.
piano: Tony Banks
『そして三人が残っ』てからは、この曲を含むアルバム『ジェネシス』が一番でしょうね。
彼等のピーク、ヒュー・パジャムのピークを感じさせる緊張感ある音、特にA面が素晴らしい。
M15
20:48 BADLANDS
/Bruce Springsteen, ’78.
piano: Roy Bittan
ジ・Eストリート・バンドで真っ先に耳がいくのが、僕の場合はこのピアノ。
だから『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』は(シンセサイザーが目立っているので)物足りない。
M16
20:52 THE CONFESSION
/Laura Nyro, ’68.
ピアノは、ライヴ・ヴァージョンの方が目立っておりました・・・。後悔先に立たず。
M17(ending BGM)
20:55 SMOKE IN THE SUNSHINE
/泰輝, ’08.
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
(※)ニュー・ジャージーにあるウォーターフロント・ステューディオを拠点としたエンジニア、プロデューサーであり、マルチ・プレイヤーでもあるヘンリー・ハーシュは、レニー・クラヴィッツ初期の音創り上の重要人物として知られる。アナログ感たっぷりの音は日本のミュージシャンにも大きな影響を与えた。
RCサクセション
レニーのデビュー( ’89)の翌年、ヘンリーと組んで『ベイビー・ア・ゴー・ゴー』(結果、RCのラスト・アルバムとなった)を発表
ユニコーン
’91年にレニーの影響大の「ターボ意味無し」を『ヒゲとボイン』( ’91)に収録
ミスター・チルドレン
’96年、ヘンリーと組み『深海』を発表( ’96)
思えばRCの反応は早かった。丁度、『カヴァーズ』やザ・タイマーズが話題になり過ぎた事への抵抗から「本来のラヴ・ソングを歌うバンドに戻りたかった」という清志郎は、音楽的に同じルーツやメッセイジ性を持ったレニーみたいな若手が出て来たのが嬉しかったんだろうな。
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