2009年5月12日の日記。
(15日、湘南ビーチFMウェブサイトのトップ頁に掲載)
僕が「洋楽」に急速に傾斜した中学一年。
格好をつけたい年頃であるからして、同級の一人か二人しか知らない英米のバンド(ったって中一だからヴァン・へイレンあたりですよ[笑])の話を自慢気に喋り、返す刀でニッポンのポピュラー音楽を小馬鹿にしたものだ。程度や期間の差はあれど、そういう時期が有った方は少なくないと思う。基本的にそれは根拠の無いカッコつけなのだが、洋楽を好む耳(身体)に心地良く響く「音」というものは確かに在る。
回りくどくなった。そんな時期、僕が最初に買った邦楽ロックのLPは山下達郎でもジョルチャーでもジュリーでも無く、RCサクセションの『ラプソディー』だった。中二の時。何度聴いたか知れない。以降、彼等の作品をずっと追い掛けて聴いた訳では無いが、常に動向は気になっていた。というより、清志郎とチャボは少しアンテナを張れば情報は常に耳に入る程の注目度と現役度を常に保っていた。
この十日程はアンテナを張らなくても情報がどんどん耳に入ってきてしまう。
忌野清志郎逝去の第一報を僕に入れてくれたのは、ずっと彼の大ファンである久保田悦子だった。「今どうしたらいいのかわからない。」としか書けない段階で僕を気に掛けてくれた彼女に感謝。僕の(ブログでの)戯言は兎も角として、彼女のブログを是非訪れて頂きたい。
局以外では滅多に会わないのに、よりによってこのタイミングで、逗子駅で擦れ違えたというのは、これも清志郎パワーなんでしょうかね?久保田さん。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
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