Nov. 25th, 2007. Back to the ’70s
chart data: Billboard’s Hot 100 Nov 26, 1977
ちなみに、
DANCE, DANCE, DANCE, YOWSAH, YOWSAH
Chic
は、
No.58→46.
No.10:
10:07 IT’S SO EASY
Linda Ronstadt
No.9:
10:10 IT’S ECSTASY WHEN YOU LAY DOWN
Barry White
No.8:
10:17 BLUE BAYOU
Linda Ronstadt
No.7:
10:21 WE’RE ALL ALONE
Rita Coolideg
No.10.のオジリナル・ヴァージョン
10:26 IT’S SO EASY
The Crickets (Buddy Holly), ’58.
No.6:
10:33 HEAVEN ON THE 7TH FLOOR
Paul Nicholas
No.5:
10:36 BABY, WHAT A BIG SURPRISE
Chicago
No.4:
10:39 BOOGIE NIGHTS
Heatwave
No.89: 初登場
11:02 CLOSER TO THE HEART
Rush
No.3:
11:08 HOW DEEP IS YOUR LOVE
Bee Gees
No.2:
11:12 DON’T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE
Crystal Gayle
No.1:
11:17 YOU LIGHT UP MY LIFE
Debby Boone
No.65: そのAB面
11:23 BREAKDOWN
11:26 FOOLED AGAIN (I Don’t Like It)
Tom Petty and the Heartbreakers, ユ76.
No.98:
11:37 WHY DO LOVERS BREAK EACH OTHER’S HEARTS?
Daryl Hall John Oates
追悼ジョー・ザヴィヌル:77年のアルバム「へヴィ・ウェザー」より
11:41 HANOVA
Weather Report
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズをやっとオン・エアする事が出来た。とても嬉しく、ホッとしている。
前年となる76年にデビューしているが、チャートに名が載るのはこの「ブレイクダウン」が最初。その最初のチャート・イン曲からして既に「もうおしまいだぜ/でもオーライさ」と自棄のヤンパチなのが彼等らしくて笑える。
アメリカン・ロックで最も好きなふた組、それはボブ・シーガー&ザ・シルヴァー・ブレット・バンドと彼等。大まかに言って同傾向と言える、
ブルース・スプリングスティーンを筆頭とするニュー・ジャーズィー一派
ジョン・(クーガー・)メレンキャンプ
ヒューイ・ルーイス&ザ・ニューズ
等と比べて、敢えて違いを探すならば、特にオーソドックスな、古いスタイルを踏襲している要素の目立つふた組と言えるだろうか。そして悲しい事に、ここ日本では知名度の上ではワンランク落ちてしまっているふた組でもある(そこが好みだったりして?! いやいや、結果的にそうなっているパターンが運悪く多いだけです。だと思います・・・それとも僕は疫病神なのか?)。
しかし本国での人気は両者とも別格だ(*)。シーガーは去年久々にトゥアーを行っていたが、会場は今でもスタジアム・クラス。ペティは三十周年となった去年、トゥアーを行い、四時間というヴォリュームのドキュメンタリー映画も撮られている。
その映画、出身地フロリダ州でのコンサートそれぞれのDVDと、過去のTVショウ出演時の音源をまとめたCDからなる四枚組(!!)のセットが今年発売されているのは、局の仲間、本房 “California Dreamin'” 雄一が、先月アメリカ土産にと買って来てくれた現物を見る迄知らなかった。これじゃあファン失格ですわな。
シーガーとペティの大きく違う点のひとつは、バンドのメンバーの使い方。
シーガーのザ・シルヴァー・ブレット・バンドは、基本的にはトゥアー・バンドだ。レコーディングでは、多い時でもアルバムの半分程に参加という形。他のレコーディング・メンバーとして、マスル・ショウルズ・リズム・セクションやEストリート・バンド、そしてハートブレイカーズのマイク・キャンベル、コーラスではイーグルズの面々が名を連ねたりしており、そういう意味では楽しめる。
一方、ペティのザ・ハートブレイカーズはレコーディングも担当している。ソロ・アルバム(三枚出ている)でも、共同プロデューサーでもあるマイク・キャンベル(ギターリスト)を筆頭に何曲も。
おそらくシーガーは楽曲重視で、ペティの方が、よりバンド・サウンド重視なのだろう。優劣をつける為の指摘ではない。只、ライヴでの再現性を考えれば、そして(スプリングスティーン他と違い)バンド名義でアルバムを発表している事を考えれば、ザ・ハートブレイカーズのメンバーの方がザ・シルヴァー・ブレット・バンドのメンバーよりも恵まれているとは思う。
86年のボブ・ディランとのジョイント・トゥアーでペティ達は観ている。素晴らしかった。本当に素晴らしかった。一方シーガーの来日公演は実現していない。
ああ、どちらも観たい観たい観たい!
(*)ジョン・ボン・ジョーヴィは、ソロ・アルバムを作る時にトム・ペティをかなり意識しているという発言をしている。プロデューサーがデイヴィッド・A.・ステワートだったりするし。彼は、バンドではブルース・スプリングスティーンを(「ニュー・ジャーズィ」だもの)、ソロではペティを強く意識している。いすれも諸先輩と比してよりベタで、より売れ線の展開なのがジョンらしい所(?)。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’07.
コメント