辛い報せだ。
こちらはバウンス誌のウェブサイトより。
遠目でも解る、独特の猫背、しかも顔は上向き(よって更に首のあたりの背骨は曲がる)で叩いてきたのが災いしたのだろうか。
まぁ「遠目でも」と書いたが彼のライヴはジェネシスもソロも観ず終いだけれど。
彼が脱退した後のジェネシスのアルバム『コーリング・オール・ステイションズ』が発売され番組で特集した時に話したが、フィル・コリンズの脱けた欠落部分の大きさは、ヴォーカルよりもずっとドラムズで感じた。
上に乗っかる部分よりも屋台骨が無くなったのだから、それは至極当然。
ジェネシス、ソロ、ブランドX、ピーター・ゲイブリエル(ガブリエル、何てったって『III』のドラマーの一人だかんね)でドラマーとしての彼を再確認・紹介する番組を近く行わねば。
と、結局ネタにする為の情報にしてしまう奴・・・。
(加筆:翌週の番組で特集しました。)
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
コメント
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これは残念な報せですね。
確かに叩いてる時の姿勢、悪かったもんなあ…
でも「心配することはない。僕はまだ歌えるから」という前向きなコメントはいいですね。
猫背とは正反対の、常に背筋が直角にピンと張った姿勢で叩いていた
ARBのキースには、この心配は無縁でしょうか。 Like
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GAKUちゃん
キースには「叩く理由となる優れたフロント・マンの不在」という、或る意味ではもっと深刻な問題が有る・・・。
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ちょっと耳にしただけで「フィルコリンズ!」ってドラムでした。
例えスタンダードジャズを叩いていようと…。
“ドラム=リズム”というより“ドラム=音楽”という数少ないドラマーの一人です。 Like
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bonzoh さん
エリック・クラプトンがインタヴューで「それまで僕のプロデューサーはみんな『良いよエリック』としか言わなかったけど、フィルは『良いよエリック、でももう一回やってみようか』と言ってくれたんだ」という様な事を話していました。だから作り込まれた緻密なアルバムを作れる人なんでしょうね。それが出来る度胸と人柄。叩かなくても歌わなくても、裏方で良いから音楽制作は続けて貰いたいものです。
でも想像するに歩いたり声を出すだけでも苦痛なのでしょうね、もう・・・。
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