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52 4/4 新年度初回らしく、解説にも気合いが入りました(笑)。 | GOOD TIMES | グッドタイムズ

52 4/4 新年度初回らしく、解説にも気合いが入りました(笑)。

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Apr. 4th, 2008. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品

vol. 523.

M1
16:04 THE LION SLEEPS TONIGHT
The Tokens

M2
16:06 I’LL MAKE LOVE TO YOU
Boyz II Men

M3
16:10 UPTOWN
The Crystals

M4
16:13 AMANDA
Boston

M5
16:17 I’LL BE AROUND
Spinners

ミドル4:
M6
16:23 JESUS IS JUST ALRIGHT
M7
16:28 ROCKIN’ DOWN THE HIGHWAY
M8
16:31 LONG TRAIN RUNNIN’
M9
16:34 LISTEN TO THE MUSIC
The Doobie Brothers

M10
16:41 AMERICA
Simon & Garfunkel

M11
16:44 I GOT YOU BABE
UB40/Chrissie Hynde

M12&13: 昨年度のテーマ曲を改めて(初めてフル・コーラス)紹介

M12
16:48 TIME
The Alan Parsons Project

M13
16:53 CARIBOU
Earth, Wind & FIre

 「コーラス」としましたが、狭義でのいわゆる「コーラス・グループ」「バンド内でコーラスを担当」にこだわらずに選曲をして行こうと考えております。

M1〜3
 とは言え流石に冒頭三曲は王道コーラス・グループを。録音技術の変遷はあれど、人の声の気持ち良さは不変です。

M4
 ヴォーカリスト=ブラッド・デルプによる多重録音コーラスの美しさは格別です。リーダー=トム・ショルツは、デルプの「声」を手に入れて嬉しかったでしょうし、逆に自分にはその「声」が無いのを悔しがっていたかも知れません。
 そんなデルプは自殺してしまいました。宇宙船ボストン号は当然の様に飛び立てません。

M5
 フィラデルフィア・ソウルの中で最も好きなスピナーズは、実はリード・パートが多めで、例えばザ・スタイリスティクス等と較べると、然程コーラスが前面に出されているグループではありません。僕はこの曲の時期のリード・ヴォーカリスト、フィリップ・ウィンが好きです。数年後にはP-ファンクに合流するという謎も含めて(笑)。

M6〜9:ミドル4 ザ・ドゥービー・ブラザーズ
 彼等の興味深い点は、フォーク、ソウル、ロックン・ロール等のメンバー各自が持ち込むルーツを「融合する」というよりも「各自がそれぞれ出す」という形で表出している事。それは普通だと全くまとまらないと思われるのですが、何故か彼等はまとまるのです。
 何故か?
 何だかとても都合の良い結論ですが、それは「声の相性」が良いからだと思うのです。
 イニシアティヴを取るメンバーによって曲調が自在に変わる、というのは、それこそフリートウッド・マックでもイーグルズでも言えるのですが、ドゥービーズの場合はその振幅がその初期から大きく、メンバーの入れ替わりが激しいので、年々更に大きくなった、というのが面白いのですね。
 今日の四曲だけ考えても、ゴスペル/フォーク、ロックン・ロール、軽めのファンク、ブルーズといったルーツが伺えますが、あの美しいコーラスが最後に被さるとあぁら不思議、聴き紛う事無きドゥービー・サウンドになってしまうのです。

 来週はマイクル・マクドナルド加入後の彼等の四曲をと考えています。「違うグループだ」ぐらいの勢いで語られがちの前期・後期の彼等ですが、実は上記のバンド内法則は基本的に変わっていません。それらに ’70年代ソウルやジャズの要素が更に加わったというだけの事です。
 曲調等の表面的な部分、聴感上の変化は確かに有るのですが、根本的な彼等らしさはリズム(リフ)面での飽くなき冒険(主要楽器がギターからエレピに変わりましたが)と、そして矢張りコーラス・ワークで充分に感じられます。
 むしろ、リード・ヴォーカリストが変わっただけでこれだけ変わったというのが興味深いのではないでしょうか。

 あらら、来週の分まで書いてしまいました(笑)。

M10, M11
 恒常的なデュオ、そしてインスタント・デュオも取り上げます。

M12, M13
 一年間御世話になった二曲ですので、ねぎらいの意も込めまして。

 ちなみに新テーマ曲は、
オープニング:
Thank You for the Music /Abba
 実はオープニング曲としてしっくり来るものが中々思い出せずにいました。先週オン・エアしたこの曲は?と思いついたのは実は僕でありませんでした。「そうだこれが有ったのに!」と悔しがったのが僕という(笑)。

エンディング:
We’ve Only Just Begun /The Singers Unlimited
 カーペンターズで御馴染みのこの曲を、華麗なコーラス・ワークで。

 という訳で、彼等に前後をキメて頂いて、一年間やってみようかな、と。
 皆様宜しく御願い致します。
 (「皆様」にはリスナーの皆様のみならず、アバ、ザ・シンガーズ・アンリミテッドも含んでおります。)

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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コメント

  1. GAKU より:

    SECRET: 0
    PASS:
    お、I GOT YOU BABE がかかったんですね。
    この曲が出た当時は、ちょっと意外な組み合わせだなと思いました。

    「コーラス」は自分も非常に興味あるテーマなのでぜひ聴きたいのですが、
    金曜の放送は時間的にさすがに聴けず、残念です。

    ところで THE LION SLEEPS TONIGHT で繰り返されるコーラス、
    あれはなんという歌詞を歌っているんでしょうか。
    知っていたら教えてください。

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