Nov. 15th, 2009. Back to the ’70s
●CHIC‘s ‘MY FORBIDDEN LOVER’
was No. 43→67 on this week.
No.10:
10:06 POP MUZIK
M
No.9:
10:10 PLEASE DON’T GO
KC&The Sunshine Band
No.8:
10:15 TUSK
Fleetwood Mac
No.7:
10:18 YOU DECORATED MY LIFE
Kenny Rogers
No.6:
10:22 Rise
Herb Alpert
No.5:
10:26 HEARTACHE TONIGHT
Eagles
No.4:
10:35 BABE
Styx
No.3:
10:42 NO MORE TEARS (ENOUGH IS ENOUGH)
Barbra Streisand & Donna Summer
No.2:
10:46 DIM ALL THE LIGHTS
Donna Summer
No.1:
10:51 STILL
Commodores
No.:38
11:08 DAMNED IF I DO
The Alan Parsons Project
No.86: 初登場
11:14 SAVANNAH NIGHTS
Tom Johnston
from “No Nukes”
11:22 LOTTA LOVE 溢れる愛
Nicolette Larson & The Doobie Brothers, live
from “Voulez-Vouz”
11:2 LOVERS (LIVE A LITTLE LONGER)
(BGM) 11:28 CHIQUITITA
Abba
featured album: HYDRA /Toto
11:34 HYDRA
11:42 ST. GEORGE AND THE DRAGON
11:47 99
Toto
デビュー・アルバム『Toto(宇宙の騎士)』の成功を追い風に、トトが満を持して制作・世に問うたセカンド・アルバム、それが『ハイドラ』。
本作に対する僕の想いは、一年半強前にこちら(第 “99” 回!)に書いた。
兎に角、一生に一度の「最初の一枚(LP編)」である。そういう僕の極めて個人的な思い出/思い入れと関係無く、内容は本当に素晴らしい。
彼等自身にとっても「やったぜ、ウケたぜ、期待した通りだぜベイベ」という上昇気流に乗って作った相当の自信作であった筈なので、評価も売り上げもデビュー盤をかなり下回る結果に終わった事には本当にがっかりしたのではないだろうか。特に双頭リーダーといえたジェフ・ポカーロとデイヴィッド・ペイチ(本作はペイチが全曲[共作含む]を作曲した唯一のものだ)は。
以降、彼等は「自らのやりたい音を貫く」というロック本来の強引な押しの強さを出すのをやめ、バンドのデビュー以前に他人のバックを務めていた頃のノウハウを活用して開き直り、「売れそうな音を作って狡猾に買わせる」という形の延命策に打って出る。そして狙い通りに売れてしまう(という風に少なくとも僕は感じている)。
サード『ターン・バック』で、ペイチ(&ジェフ)はルーカサーを前面に出したギター・アルバムを試し(セールスは伸びなかったが)、それら三枚での市場調査をもとに商業的な成果を出したそのピークが四枚目『TOTO IV 聖なる剣』だ。
僕はもう夢中になれなかった。とは言え、『IV』は全曲イントロクイズ級で憶えてるけどね、多分(笑)。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
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