2000年8月15日の日記。
(翌日、湘南ビーチFMウェブサイトのトップ頁に掲載)
今夜の番組でPretenders プリテンダーズを一曲かけたのだが、いやあ、改めて惚れ直してしまった。
久々に聴く初期の傑作のひとつ「Brass in Pocket 恋のブラス・イン・ポケット」。うーむ、なぁんて良い曲なのだろう! 家に帰ったらアルバムを順番に全部聴き直しちゃおうっと。
お盆にふさわしく、海外から帰省中という「一色のロビー・ロバートスン」さんより約一年ぶりにファクシミリを頂く。勿論全く面識も無い方なのだけれど、何だか旧友に再会した様な気がしてくるから不思議だ。嬉しい。
所で宣伝:人見が文字校正と資料作成で協力をさせて頂いた本が発売されています。
吉岡正晴著「ソウル・サーチン」音楽の友社より
僕の番組の中でも小出しにして(笑)紹介しています。吉岡さんの御厚意により一名様にプレゼント出来る事となりました。詳細は僕の番組にて!
最近の個人的ヘヴィー・ローテイション:
「Live at the Greek ライヴ・アット・ザ・グリーク」
Jimmy Page & The Black Crowes ジミー・ペイジ&ザ・ブラック・クロウズ
補遺 (2010.3.5. 筆)
プリテンダーズ:
番組でだけでなく、家で、或いは友人宅でという場合も含めて、プリテンダーズというグループは不思議な事に聴く度にどんどん好きになっていく。ホントに好きなんだよな。特に オリジナル・メンバーでのファーストとセカンドは当然乍ら別格。「Brass in Pocket」はファーストに収録。
2003年の映画「Lost in Translation ロスト・イン・トランスレイション(トランスレーション)」で、あの麗しい Scarlett Johansson スカーレット・ジョハンスン(ヨハンソン)がキャラオーキ(笑)・ボックスでその「Brass in Pocket」を楽しそうに歌うシーンがあり、これが可愛くて堪らない。Bill Murray ビル・マリー(マーレイ)は同じシーンで Nick Lowe ニック・ロウ(Brinsley Schwarz ブリンズリー・シュウォーツ[ブリンズレー・シュワルツ])の、そして Elvis Costello and the Attractions エルヴィス・コステーロ・アンド・ジ・アトラクションズ版が最も有名な「 (What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love, and Understanding」を歌う。それも堪らなく良い。
因みに映画内で効果的に使われた はっぴいえんどの「風をあつめて」はサントラ盤にもバッチリ収録されている。
海外盤にも、だ!
本のプレゼント:
この本が発売された頃に吉岡正晴氏が番組にゲスト出演して下さっているのだが、この文面から察するに、氏の番組出演はこの日記執筆時点では具体化していない様だ。急に決まった話だったのだろうか? 記憶が曖昧だ・・・。
ジミー・ペイジ&ザ・ブラック・クロウズ:
通称「ぺークロ」。来日予定も有ったが、ペイジの体調悪化が原因で中止になっている。かなり気に入って聴いていたライヴ盤だっただけに残念だった。
殆んどがゼップ・ナンバー。ペイジを含めてギターリストが三人居る体制でのゼップ再演は中々の再現度というかズルいというか(笑)、兎に角僕は気に入っていた。クロウズもとても勉強になった様だ。
但し、Robert Plant ロバート・プラントより Rod Stewart ロッド・ステワート(スチュワート)寄りの Chris Robinson クリス・ロビンスン(ロビンソン)が歌うので、「Shapes of Things シェイプス・オヴ・シングズ」や「You Shook Me ユー・シュック・ミー」辺りは The Yardbirds ザ・ヤードバーズというより因縁の Jeff Beck Group ジェフ・ベック・グループっぽかったりして笑えた。
因みに、
Coverdale Page →カバペー
Jimmy Page & Robert Plant →ペープラ
と略される事も。
明らかにゼップ・ファンが「つまらないもの」として馬鹿にしている呼び方である。
僕は結構嫌いじゃないけど(←でも「好き」とは書けないんだな、僕も・・・)。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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