Apr. 18th, 2010.
Back to the ’80s
【博物館】
週刊FM 1980.No.9.
表紙:イエロー・マジック・オーケストラ
(※)最後部で内容に少し触れます。(日曜夜、写真追加)
特集サブ・タイトルの通り、当時はまだ「YMO」ではなく「イエロー・マジック」という略称が多数派だったと思います。僕もそう呼んでいました。
「あのさ、YMOって書いて何て読むか知ってる?
YMO
イモ。」
し〜ん
(「スネイクマン・ショウ」より)
No.10:
10:06 OFF THE WALL
Michael Jackson
No.9:
10:11 WORKING MY WAY BACK TO YOU/FORGIVE ME, GIRL
Spinners
No.8:
10:17 I CAN’T TELL YOU WHY 言いだせなくて
Eagles
No.7:
10:22 FIRE LAKE
Bob Seger
No.6:
10:25 LOST IN LOVE
Air Supply
No.5:
10:36 SPECIAL LADY
Ray, Goodman & Brown
No.4:
10:40 WITH YOU I’M BORN AGAIN
Billy Preston & Syreeta
No.3:
10:45 RIDE LIKE THE WIND 風立ちぬ
Christopher Cross
No.2:
10:51 ANOTHER BRICK IN THE WALL (PART II)
Pink Floyd
No.1:
10:54 CALL ME
Blondie
トップ10圏外/一月〜三月のヒット・シングル(十一位以下)も含めて:
三月〜四月、最高位 第八十六位
11:06 I DON’T NEED YOU ANY MORE
Jackie DeShannon
No.99:
11:11 HEARTBREAKER
Pat Benatar
日本では「ヒゲ」のテーマのモチーフとして御馴染み。
11:18 DO ME
Teddy Pendergrass, ’79.
No.76: (初登場)
11:27 DON’T SAY GOODNIGHT (IT’S TIME FOR LOVE)
The Isley Brothers
No.62:
11:41 HEADED FOR A FALL
Firefall
翌 ’81年に大ヒットする曲のオリジナル。
11:48 BETTE DAVIS EYES
Jackie DeShannon, ’74.
(※)【博物館 補遺】
巻頭カラーはザ・ポリース!!
アンディは学生帽。割と定番だった、ファンからの学生服プレゼントだと想像出来ます。
スティングのこの表情は当時でないと考えられない。
アンディは既に「縁の下の力持ち」と形容されています。
実はリーダー、スチュワート・コープランド。
「顔が花王のマークに似ている」とミュージック・ライフでイジられていた。
「ヒゲを生やしたフレディと下駄」と並ぶヒット(笑)。
巻頭カラー、来日中の特別取材なのに、ライヴ写真は無し・・・。
で。
今号にも。
キャッチ・コピーは「いい音しか残れない。」カッチョいい。
今は煙草のコピーぐらいでしか、こういう気障なものは見ない気がする。
何パターン有ったのかな、この撮影は。
まぁ見付けたら転載します。
スペクトラム! でも肝心のリーダー=新田 “ヨロシク” 一郎がカッターで切られちゃってる(次の頁のギャリー・ヌーマン[ゲイリー・ニューマン]をインデックスに使ったので)。
連載:アッコちゃんの対談。今回の相手は先日逝去したしばたはつみ。
パンタ&HAL。頭脳警察よりもソロよりも、彼のキャリアの中で僕はこの時期が一番好きかな。
この写真は絶対に照れ乍ら撮られてるけど(笑)。
この次に出るライヴ・アルバム『Tokyo Night Light』が素晴らしいんだよね。
♪つれなのふり〜や〜
でも、それを最後にHALは解散。残念。
で、特集。
イエロー・マジック・オーケストラ、アナーキー、ヒカシュー、アナーキー、S-Ken、プラスチックス、ムーンライダーズ、泉谷しげる、RCサクセションといった、ヴェテラン新人とりまぜの、当時勢いのあった面々が取り上げられています。
新譜紹介、イチ押しは『ミドル・マン』!
続いてボビー・コールドウェル、フランキー・ミラー、グローリア・ゲイナー、「ローズ」サントラ(ベット・ミドラー)。
次の頁にはボブ・シーガー&ザ・シルヴァー・ブレット・バンド、ハート、ジェネシス、パット・ベネターが。
この見開き二頁で紹介されている十一枚のうち八枚を、後年僕は購入しているという驚くべき事実。この時期なんだな、僕の基本は矢張り。再確認。
ハウンド・ドッグがデビュー! 「だから大好きロックン・ロール」ですよ。
「トム・ペティのステージは、全力を出し切って王座を勝ちとったボクサーのようだった」というは名コピーだと思う。来日直前の英国公演のリポート。
デイヴィッド(デビッド)・ボウイー、焼酎のCMに出演する為に来日! 「クリスタル・ジャパン」でしたっけ。
一時間半遅れで始まった記者会見の冒頭、
「こんにちは。遅くなってごめんなさい。
私の日本語はおかしいので英語で話します。」
と見事な日本語で言ったそうな(笑)。
簡単な日本語の質問には通訳無しで答えていたという(英語で、だろう)。
平仮名は殆んど書けるそうだ。凄い。
フランク・シナトーラはこの時が芸能生活四十周年。
三枚組の大作『トゥリロジー』を発表。
世界のY.M.O.、78→75→99そして圏外へ・・・。
この年の四月より、TVK (テレビ神奈川) の「ファイティング80」がスタート、4/18のゲストはアナーキー、4/25は松原みき、マナ。
番組開始期のレギュラーは、
ダウン・タウン・ファイティング・ブギ・ウギ・バンド
佐野元春(三月にレコード・デビューしたばかり)
土曜午後のNHK-FM各局ローカル、横浜(通称「ヨコエフ」はステューディオ(スタジオ)・ライヴがウリだった。
4/19: シーナ&ロケット
4/26: 南 佳孝
○この時期に来日公演を行っているのは、
(あくまで「予定」として雑誌に載っていたものです)
David Soul
4/15(東京), 16(静岡), 17(東京), 19(岡山), 20,21(大阪), 22,23(東京)
(東京に二回戻るという・・・)
Tom Petty & The Heartbreakers
4/16(大阪), 17(愛知), 18,19,21,22(東京)
Pat Metheny
4/19(東京), 21(札幌), 23(新潟), 25(福岡), 26(大阪), 27(京都)
等。
【歌謡曲 & ポップス・ベスト10】
《歌謡曲》(コーセー 歌謡ベスト10)
4/5 3/29
1 1 贈る言葉/海援隊
2 2 道化師のソネット/さだまさし
3 10 ランナウェイ/シャネルズ
4 3 大都会/クリスタル・キング
5 4 さよなら/オフコース
6 8 涙のアベニュー/サザンオールスターズ
7 6 来夢来人/小柳ルミ子
8 5 とまり木/小林幸子
9 7 甘い生活/八神純子
10 14 倖せさがして/五木ひろし
《ポピュラー》(ダイヤトーン ポップスベスト10)
4/5 3/29
1 1 言いだせなくて/イーグルス
2 4 エスケイプ/ルパート・ホルムズ
3 2 ラジオ・スターの悲劇/バグルズ
4 3 愛という名の欲望/クイーン
5 6 危険な噂/トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
6 5 ヘッド・ゲームス/フォリナー
7 9 ボート・オン・ザ・リヴァー/スティクス
8 8 セーラ/フリートウッド・マック
9 10 愛しのキッズ/プリテンダーズ
10 11 ハリウッド・ティーズ/ガール
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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