2010年4月20日の日記。
(翌日、湘南ビーチFMウェブサイトのトップ頁に掲載)
火曜日の「スターライト・クルージン」で、「クラシカ葉山」にこじつけた特集をよく行っている。
更に本年度の「イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス」はスタンダードナンバーのカヴァー多め。
そんな訳で今は「オーケストラもの」に関心が有る。
最近特にハマっているのが、ベタではあるがエレクトリック・ライト・オーケストラの一枚目=ロイ・ウッド&ジェフ・リン双頭リーダー期。ウッドによるチェロのみの多重録音が不気味で引きずり込まれる。
やがて集められた弦担当のメンバーを引き連れてウッドが脱退しウィザードを結成、以降のELOは残されたリンによる独裁体制へと移行する。
二枚目以降の弦の響きは彼らしく美しさが強調されて行き、それはそれで素晴らしいし僕は昔から大好きなのだが、ウッド在籍時の不気味さは消えた。かと言ってウィザードにその不気味さが移ったのかというとそうでもない。本当にあの時期だけ、二人が揃ったあの僅かな時期だけの特別なマジックが其処には宿っている。それが愛おしい。
さて、勿論ロイ・ウッドとは似ても似つかぬ(笑)ヴァイオリンの妖精=南 紫音をフィーチュアする来月末の「クラシカ葉山」。
僕はこれ迄、コンサート当日はずっと放送側の留守番を担当していたので、FMスタッフ内では圧倒的少数派である「クラシカ未体験者」だったのだが、今回初めて「録音係」という役目を授かる事に。音と写真でしか知らない「あの空気」に触れられる!と今から楽しみにしている。皆さん会場で御会いしましょう。
その前に今週末からの「弦を効果的に使ったソウル」の代表格であるシーク(シック)の来日が目前だ。今回は彼等が「ナイル・ロジャーズ&ザ・シーク・オーガナイゼイション」を名乗る世界初のライヴ。ナイルや他のメンバーと遣り取りを出来ているのだが、何か新たな展開が有りそうだ。
随時ブログでフォロウする予定ですので御楽しみに!
補遺
御楽しみに!:
御楽しみに!
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
コメント