７５ 7/25 アイズリーズの高温（＝歌）低湿（＝演奏）なアンサンブル。

July 25th, 2008. イシイ　ポップス･イン･ザ･ボックス
提供：石井食品

vol. 539.

M1　リクエスト！：貴方が初めて買ったドーナツ盤、シングル盤は？

16:05 ROSE GARDEN
Lynn Anderson

M2
16:07 ASK ME WHY
The Beatles

M3
16:10 CALLING AMERICA
Elecgtric Light Orchestra

M4
16:14 WITH ALL MY HEART
Chuckii Booker

ミドル４：ジ･アイズリー･ブラザーズ（アイズレー･ブラザース）
M5
16:21 THAT LADY
M6
16:27 DON’T LET ME BE LONELY TONIGHT
M7
16:31 IF YOU WERE THERE
M8
16:34 FOR THE LOVE OF YOU
The Isley Brothers

M9
16:42 SUMMER
War

M10
16:46 BACK IN THE U.S.A.
Linda Ronstadt

M11
16:50 DEACON BLUES
Steely Dan

　ソウル/ファンクのグループ中、特に好きなジ･アイズリーズ。僕の文筆業デビューも、幸運にも ’91年に雑誌『レコード･コレクターズ』のディスク･リヴューに寄稿したスライ＆ザ･ファミリー･ストーンと彼等の各編集盤を紹介したものだった。

　デビュー当初は兄弟三人からなるコーラス･グループだったのだが、当時から普通のハモりはあまり聞かせない。
　途中から加入した弟と従兄弟による、完全に独自の器楽アンサンブル。
　その融合が成された、六十年代末から八十年代半ばの時期（「３＋３」の時代）の魅力的な楽曲群は人生を狂わせる（笑）。

　今回の四曲は全てその時期のもの。割合ポップなものやメロウなものを選んだが、ドロドロ、ゴリゴリのファンクから、シリアスなメッセイジ･ソング等、何でもござれの全盛期、是非他の作品にも触れて頂きたい。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)