毎月十五日発売のレコード・コレクターズ誌。
最新八月号、メインの特集は
「日本のロック/フォーク・アルバム・ベスト100
(1960〜70年代篇)」
同誌のランキング・シリーズ、これ迄の洋楽編はいち読者として何と無く関心を持って読んだという程度だったのだが(※)、何と無く勝手に参加してみたくなった。
1960〜79年にリリースされたものから二十五枚。
実際に関わった三十人は順位もつけていらっしゃるが、僕がそれをやるとえらく時間がかかりそうなので順不同・五十音順(※2)。
尚、1967年生まれの僕が、1979年の大晦日(中学一年生だった)迄にアルバムとしてちゃんと聴いたものはおそらく二枚だけ。しかも一枚は友人から借りたものだ。つまり七十年代に僕は和製ポップスのアルバムを一枚しか買っていない(後述)。
つまり以下の二十五枚中の二十三枚は後聴きでの愛聴盤。八十年代半ば、大学生の頃に中古盤で購入したものが殆んどだ。
一応、ひとミュージシャン一枚とした。でないと山下達郎、吉田美奈子、チャー、沢田研二だけでもう二十五枚以上になってしまうから(笑)。
といった辺りを前置きさせて頂いて、では。
イエロー・マジック・オーケストラ
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー (1979)
泉谷しげる
黄金狂時代 (1974)
大滝詠一
大滝詠一 (1972)
カルメン・マキ&オズ
閉ざされた街 (1976)
ゴダイゴ
マジック・モンキー (西遊記) (1978)
沢田研二
思いきり気障な人生 (1977)
鈴木 茂
バンド・ワゴン (1975)
シュガー・ベイブ
ソングズ (1975)
ショーグン
ローテイション (1979)
ジョニー、ルイス&チャー
フリー・スピリット (1979)
スピード、グルー&シンキ
スピード、グルー&シンキ (1972)
タイガーズ、ザ
ザ・タイガーズ・オン・ステイジ (1967)
ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンド
身も心も (1977)
竹内まりや
ビギニング (1978)
チャー(竹中尚人)
チャー Char (1976)
萩原健一
健一萩原・熱狂雷舞 (1979)
はっぴいえんど
風街ろまん (1971)
原田真二
フィール・ハッピー (1978)
パル
カリフォルニア・グレープフルーツ、フレッシュ・オレンジ・ジュース
(「ちょっとマイウェイ」サウンドトラック) (1979)
冬木 透
ウルトラ・オリジナル BGM シリーズ「ウルトラセブン」
(1967〜8年放映番組のBGM、1979年発売)
フラワー・トラヴェリン・バンド
サトリ (1971)
柳ジョージ&レイニー・ウッド
Y・O・K・O・H・A・M・A (1979)
山下達郎
イッツ・ア・ポッピン・タイム (1978)
吉田美奈子
トワイライト・ゾーン (1977)
ルーイス、アン
Pink Pussycat (ピンク・キャット) (1979)
このうち、七十年代のうちにアルバムとして聴いたのは二枚のみ。
購入したのは YMO。
友人から借りたのはパル。
ううむ、「原点」だな、完全に。僕の。ブレ無しというか、進歩無しというか(笑)。
因みに、1980年になった時点で持っていた洋楽アルバムはトトの『ハイドラ』のみ。多分。
(加筆:続編も選んでみた。宜しければ。)
(※)拙文を含むスライ&ザ・ファミリー・ストーン特集の掲載号もメインの特集はランキングだった。
(※2)その思い切りの悪さが僕の現在の境遇を象徴しているのだろう・・・。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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