August 15th, 2008. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品
vol. 542.
M1
16:03 HEADSTART FOR HAPPINESS
The Style Council
M2
16:06 YOU BELONG TO ME
Carly Simon
M3
16:09 UP FOR THE DOWN STROKE
Parliament
M4
16:15 LAWYERS IN LOVE
Jackson Browne
ミドル4:クリストファー・クロス 今月のテーマ「風」に合わせまして
M5
16:21 ARTHUR’S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)
M6
16:26 ALL RIGHT
M7
16:30 SAILING
M8
16:34 NEVER BE THE SAME
Christopher Cross
M9
16:41 LOVEFOOL
The Cardigans
M10
16:45 HONEY
Erykah Badu
M11 今月は番組に風を吹かせています。
16:50 INHERIT THE WIND
Wilton Felder featuring Bobby Womack
ボビー・ウォマック(ウーマック)の、少し暑苦しい風(笑)。
M12 今月は、最後にザ・ビーチ・ボーイズ。
16:54 CATCH A WAVE
The Beach Boys
1980年初頭、クリストファー・クロスのデビューは、当時中学一年生で、洋楽ファン初級だった僕にとって、かなり興味深いものでした。
a: 当初、素顔が明かされなかった
b: デビュー曲「Ride Like the Wind (風立ちぬ)」(今回は未オン・エア)でのマイクル・ムクドナルド(マイケル・マクドナルド)のコーラスが印象的
c: 明かされた後の、ルックスと音楽・歌声とのギャップ
a: ファースト・アルバムのカヴァーから、通称「フラミンゴ男」でしたからね。
原題『Christopher Cross』に『南から来た男』と付けられた邦題の、良いセンスでした。
b: 前年発表の『Minute by Minute』「What a Fool Believes」で、ザ・ドゥービー・ブラザーズ(後期)の人気はピークという時期です。マイクは二コレット・ラースン(ラーソン)とのウワサなんていうのもあったりして。
ちなみに奥方となるエイミー・ホランドがデビューするのはこの年の秋です。
c: 「ベストヒットUSA」で初めて観た「動く彼」にびっくり。高音の美声、ギターが小さく見える(ダブルネックでやっと普通に見える!)巨体、そして「ギター・ソロ、自分で弾いてるんだあ!」という驚き。こういう「カッコ良さ」もあるのだ、と思ったものです。
後年、痩せてヘルシーにスリムになっちゃったのにガッカリしたりして(笑)。
そして、それより何より、何と言っても、
曲が良い!
ポップスって、結局のところ、演奏や歌の上手下手や音づくりの優劣では無く、最終的には「良い曲かどうか」ですよね。
この十五年ぐらいはこの結論に落ち着いています。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)
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