今野雄二が亡くなった。
八月二日に発見。享年六十六。
首吊り自殺とみられるという。死後数日経っており、遺書は無かった模様。
こちらは毎日新聞のウェブサイト。
僕は吉岡正晴氏がトウィッター(ツイッター)で書かれているので知った。これは其処に貼られていたリンク先。
丁度、七月十八日の「Back to the ’80s」でシーナ・イーストンをかけた時に、
「確か彼女の存在を知ったのは愛川欽也が出ていた『11PM』で今野雄二が『八十年代型の美女』とかいう触れ込みで紹介していたから」
と話したばかり。
正直な所、彼に対する強い思い入れは無い。ほら、僕は渋谷陽一信者なので。
僕の好む、資料性・客観性の強さ或いは批評性の高さは感じなかったし、つまりそれらを好む僕からすすと、彼の解説(LPライナー等)から得るものは少なかった。
つまりそういう期待をする方が間違っていた訳だけれど。
但し、情報源としての彼は無視出来なかったし、その言動は自然と知る事となる、そういう知名度・影響力を持っていた。当時の洋楽ファンで彼の名を知らぬ人は居なかっただろう。
好き嫌い以前に意識せざるを得ない存在だったのだと思う。
土曜日午後のFM東京「AIWA Saturday Adevnture」は時々聴いていた筈。
♪ア・イ・ワ!(ンッチャッチャッ)サタデーアドベンチャーッ♪っていうメロディを憶えている位には。
因みに一般的には「映画評論家」という肩書きの方が前に来る。
デイヴィッド(デビッド)・ボウイー『レッツ・ダンス』のライナーは彼だった。
スライ&ザ・ファミリー・ストーン『フレッシュ(輪廻)』のライナーは彼だった。
いわゆるファンではなかったけれど、しかし自殺は駄目です、自殺は。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
【以下はあくまで推測。今後の報道で見当違いと判明したら削除します。】
そう感じている方も多いと思うが、加藤和彦の自殺と関係が有るのだろうか?
少なくともかなりのショックを受けてはいただろう。
彼も首吊り自殺だった。
近いうちに近親者の発言等が世に出るだろうから、心的な理由は或る程度は明らかになるだろうけれど。
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