Supertramp スーパートランプ最大のヒット作にして名作、代表作、個人的には最高傑作(※)
「Breackfast in America」がリマスターされて二枚目に未発表ライヴ音源を収録した形で「ディーラックス・エディション」化される。
こちらは CD ジャーナル誌のウェブサイト。
何と言っても「間違いの無い ’79年名盤」の中でも屈指のものとして我々がかなり先に挙げる一枚である。初めて「ダイヤトーン・ポップス・ベスト・テン」で「ザ・ロジカル・ソング」を聞いた時の感動は忘れられない。
ラジオで知ったので、スーパートラン「プ」か「ク」かで悩んだ数日というのが有った(笑)。
どんな凄い装備のトランクなんだよ、それは。
そして次のシングルであるタイトル曲は日本では CM ソングに採用され、確か「ザ・ベストテン」でも流れていたので、洋楽ファンでなくても、我々世代の多くはこの曲は知っているだろう。或る種「一発屋」的な記憶として。
この曲が日本でヒットしていた時に、矢張り「ダイヤトーン・ポップス・ベスト・テン」にリビーおばさんがやって来た。
アルバム・カヴァーのウェイトレスに扮していた女性である。
うぬぬスーパートランプ、舐めた真似を。しかもラジオじゃあ、仮にあの格好で出演していたとしても意味が無いじゃないの。
ユニコーンが『服部』のジャケでやった事の十年先を行っていた。彼等も僕等とほぼ同い歳(から少し上)だから、少しヒントにはしたのかもね。
あ、因みにボーナス・ディスクとなる ’79年のトゥアーからのライヴ音源は、同トゥアーのパリ公演が『Paris ライヴ・イン・パリ』のタイトルで当時発売されているから、新鮮なものであるという過大な期待はしていない。彼等は基本的に忠実再現型のライヴだから、同じトゥアーなら公演日が違っていても大差は無いと想像している。
よって、興味が有るのは『Paris』と重複していない曲。
Goodbye Stranger
Oh Darling
Another Man’s Woman
Even in the Quietest Moments
Downstream
Give a Little Bit
Child of Vision
全十二曲らしいから、まぁそれでも、何だかんだで半分以上か。
(※)「アメリカに魂を売る前の『危機への招待』が最高」というのが、古くからのファンの大多数が持つ意見らしい。
というより、彼等は、少なくとも全盛期メンバーによる諸作はどれも素晴らしい。
3rd CRIME OF THE CENTURY (1974)
4th CRISIS? WHAT CRISIS? (1975) 危機への招待
5th EVEN IN THE QUIETEST MOMENTS… (1977) 蒼い序曲
6th BREAKFAST IN AMERICA (1979)
7th (live) PARIS (1980) ライヴ・イン・パリ
8th …FAMOUS LAST WORDS… (1982)
ちょっとずるい書き方になってしまうけれど、本当にどれもこれも名曲・名演だと思うのだから仕方が無い。
その後の、ロジャー・ホッジスン(ホジソン)脱退後のアルバムも実はとても良い。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
コメント
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Breakfast In America の懐かしさったら、格別だね。
ああ、リビーおばさん、覚えてる。
俺は、あのおばちゃんは、バンドのメンバーかと思ってたよ。(笑) Like
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Taro
そして、かの N 氏の名言:
♪チャ〜ンチャンチャチャン って遠くからピアノが聞こえて来る
だな! 感動的なオープニング曲。
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