Oct. 5th 2007
イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
vol.497
16:05
M1 INSTANT KARMA!
John Lennon/Plastic Ono Band
16:08
M2 HE’S A REBEL
The Crystals
16:11
M3 SILKY SOUL
Maze featuring Frankie Beverly
16:18
M4 LET’S GET IT ON
Marvin Gaye
M5-M8/ミドル4:イーグルズ(現メンバーのソロ曲)
16:24
M5 NOT ENOUGH LOVE IN THE WORLD
Don Henley
16:29
M6 SEXY GIRL
Glenn Frey
16:32
M7 ROCKY MOUNTAIN WAY
Joe Walsh
16:37
M8 MAKE YOU FEEL MY LOVE
Timothy B. Schmit
16:44
M9 HOW LONG
Eagles
16:48
M10 GIMME SOME TRUTH
Jakob Dylan featuring Dhani Harrison
16:52
M11 INSTANT KARMA
Duran Duran
M1
毎年の事だけれど、もう命日に合わせて騒ぐのにはうんざり。僕はむしろ十二月八日は一番ジョン・レノンの歌を聴きたくない。
出口(結論)が逆なだけで、充分命日を意識している事になってしまっているという指摘を受けるのは重々承知の上で、もう二十年近くこの主張をし続けている。もう命日は遺族だけのものにしてあげようではないか。
なんて、別にそんな些細な事を気にしなくても良いんじゃない?と、当のジョン・オノ・レノン氏は思っているのかも知れないが。
僕等は皆、輝いている
月の様に 星の様に 太陽の様に
何と美しいメロディと言葉なのだろう。
M2
M1も含むジョンのソロ初期のプロデューサー、フィル・スペクターの全盛期はそのおよそ十年前、フィレス・レーベルで精力的なレコード発売を行っていた時期。ジョンもジョージもザ・ビーチ・ボーイズも憧れた、いわゆる「ウォール・オヴ・サウンド」を堪能して頂きたい。
M3
M1&2同様、これも次とのセット。無名時代にはマーヴィン・ゲイの前座も務めたというフランキー・べヴァリー率いるメイズの同名アルバムより。歌詞の内容、編曲とも、マーヴィンに捧げられている。
M4
M3の編曲の元である「愛のゆくえ(What’s Goin’ On)」をそのまま続けてしまうのも(マーヴィン・)芸が無いので、このとろけるスロウを。
M5-M9:ミドル4(+1)
前回迄のイーグルズ(三回)の勢いで、今回の新曲(M9)へとつながる、現メンバー四人のソロ・ワークをピック・アップ(M7のみイーグルズ加入前のソロ、他は解散[82年]後のもの)。
M10&11
M1とのセットとして、今年出されたジョンのカヴァーを。
前者は何とボブ・ディランとジョージ・ハリスン(スライド・ギター!)の息子。
ジュラン・ジュランは十年ほど前にカヴァー・アルバムを発表、それは「そこまでして、わざわざ(保守的な)ロック・ファンに馬鹿にされたいのか!? 嫌われたいのか!?」という評判も出る程の、王道な選曲と失礼寸前(寸後?)な解釈だったのだが、今回のM12は悪くない。これも矢張りオリジナル5(デビュー時のラインナップ)のマジックなのだろうか? アンディ・テイラーが重要なのかな。
人見 “Hit Me!” 欣幸, ’07.
コメント
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♪12月 街はクリスマス気分
あちこちから思い出したようにジョンの声
SION「12月」より。
SION氏もHit Me!と同じようなことを思っているかもしれません。 Like
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GAKUちゃん
レノン祭、一旦は十月になりかけた気がしたんだけどね。興業を打ったり、リマスター/リミックス・アルバムを出すのはやっぱり冬ボーナス期が良いのかな。しかもジョージがこの晩秋〜初冬に死んじゃったしね。
レノン・ミュージアムがの出来ちゃった地に住む君としてはどう?
人見 Like
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僕ら共通の先輩・Nさんは遠く横浜から何度もジョン・レノン・ミュージアムを訪れているそうだけど、僕は職場から歩いて約5分の位置にあるにもかかわらず、一度も行っていません。
ビートルズは海賊盤もかなりの数を持っているぐらい好きだし、ジョンのソロも好きなものは多いけど、ジョン・レノン一個人のパーソナルな部分には興味がないし、彼を「愛と平和の人」と神のごとく崇め奉る風潮にも強い違和感を覚えるので、ミュージアムには足が向かないのです。 Like