Nile Rodgers ナイル・ロジャーズ(ロジャース) が
前立腺癌 を公表している。
皆さん、彼の為に、彼の完治を信じて、祈って下さい。
どうか御願いします。
一月十四日。
自身のブログ、フェイスブック、トウィッター(ツイッター)にて。
僕の稚拙な英語力や医療知識からくる誤訳や憶測で話を変な風に広げたくないし、何より「事実」もそうだがそれよりも「悪い事」や「縁起でもない事」を書きたくないので、言及は慎重に行いたい。
よって更新が他よりも遅くなるかも知れない事を御了承頂きたい。
吉岡正晴氏が、彼の闘病ブログの翻訳を始めてくださった。感謝。毎回、つまり毎日、数時間掛かるそうだ。
(毎日書き加えられているそのブログの目次及びリンク(含邦訳へのリンク)は独立回に移動した。)
英語と医療とファンクに強い先輩(医師)に問い合わせてみた(今後の加筆分でも彼の御世話になって了うと思う)。
彼に拠ると、上にリンクを貼ったロジャーズのブログの文章は、具体的な事には触れていないそうだ。例えば部位、手術の内容、経過といった事には。
只、書かれている内容から察するに、彼の医療ティームは、やれる限りの事を彼に行ったのだろう、との事。
等と気を揉んでいたら、1/15夕刻(日本時間)付けで、ナイル・ロジャーズから僕にメッセイジが届いていた。僕がそれに気付いたのはその日の日付けが変わる頃。
「四月に歴代最高のシーク(シック)・ショウをしに日本へ行く。又、会おう、マイ・ブラザー」
と其処にはあった。
トウィッター(ツイッター)のダイレクト・メイルつまり非公開でくれたものなので、転載は避けて、かいつまんで。
術後の経過が順調なのか、逆に開き直っているのかは解らない。
が、兎に角、彼は四月に来日する予定を中止するつもりは無い様だ。
やる気満々だ。
十月二十七日に癌が発見され、手術はそれから二ヶ月半後の今月十一日(火曜日)に行われたという。
その数日後に本人の文章で(事務所が本人のコメント付きで書いた、ではなく)それを公表してくれたのは、考えてみればとても現代的で、歓迎するべき事態・形態と言えるだろう。嗚呼素晴らしき哉、電脳社会/二十一世紀。
日本時間の日曜深夜、一月十七日の午前一時頃、ナイル・ロジャーズが今度はトウィッターの公開コメントとして、僕宛てにメッセイジをくれた。こちらは誰でも閲覧出来る経路でくれた文章なのでそのまま転載する。
Hey Hit Me, how are you? I will make a special record in April for Japanese speaking funk lovers-15 year Bernard Anniversary
I will get stronger so I can be in Japan in April for Bernard! See you soon my friend
「ストロンガー」ときたもんだ。タックル役はシルヴァーかジェシカかキムかメリーサか(世代限定の喩えで恐縮だが)。
但し、矢張り詳細は教えてくれない(一応、直接「良ければ詳しい病状を教えて」と尋ねたが、その内容への返答は無い)。アリーサ・フランクリンと同様、其処迄は世界中に曝け出す趣味は無いという事なのだと思う(彼女は病名さえ明かさないという徹底振りだ)。そういう納得の仕方を僕はする事にした。僕は別に芸能リポーター志望では無いので。
繰り返すが、兎に角、彼は四月に来日をする予定を、少なくとも本稿を起筆した一月十五日の時点では変更していない。大体、来日が正式に発表されたのが、彼が癌だと知った二ヶ月後である。自分も、そして周囲も大丈夫だと判断しての発表なのだと考えるのが妥当だろう。
(大阪公演も発表された。)
彼がそういう姿勢である以上、我々もショックを受けてネガティヴになっている暇は無い。そんな暇が有るならチケット代や交通費・宿泊費を稼いて会場へ通う(!)べきだし、トウィッターやフェイスブック、彼の公式ウェブサイトを通して直接「待ってるよ!」のメッセイジを送り、彼の中の癌成分を殺すべく祈り続けるべきだろう。
四月に会える事を信じて。そして転載した文中に有る「日本のファンク愛好者向けのスペシャル・レコード」の詳細を続報として近いうちに御伝え出来るタイミングをはかりつつ(行間に少し含みを感じるでしょ?)。
→第一報をこちらに記した。
(1/17 加筆)
彼のブログ「Walking on Planet C」が更新された。
Surgery Day (手術の日)
日本時間の午後七時三十七頃にトウィッター(ツイッター)にリンクが貼られている。
前立腺癌。
「ハイ・グレイド」とある。
このブログは「闘病ブログ」として新たな記事が日々加わる模様だ。
(1/18 加筆)
一昨日深夜に加筆した「彼が病名や病状を詳述しないのは、そういう主義なのか」という推測は外れ(或いは気が変わり)、同志、後進(そしてファン)の為に闘病を事細かに伝える事を始めた。
「気が変わった」等というより、単に言葉を選んで慎重に作文をしていたのかも知れない。
Aol ニューズに載った記事をナイル・ロジャーズ自身がトウィッターで紹介している。[日本時間 朝八時過ぎ]
午後一時(日本時間)頃に、ナイル・ロジャーズがトウィッターでこう呟いている。
「Tomorrow’s blog has a few disturbing…」
一体、明日のブログで何を僕等に教えてくれるのだろう。
という、こんな状態のまま、今夜は番組である。
(1/19 加筆)
何人かの彼の周囲の人物と E-メイルで遣り取りをして聞いた所では、発表のタイミングなり内容なりはロジャーズ自身が自らの意思で決めている。周囲は彼の希望を尊重してサポートしているのだという。
つくづく強い人だ。そしてそういう人物の周りには自然と本当の仲間(Real People)が集っている。
大丈夫だ。
special thanks to Dr. DJ
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’11. (音楽紹介業)
コメント
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いやしかし、びっくりしたな。 Like
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Taro
ううむ、びっくりというより、遂に来たかという感じかな。何だか何処か冷静。でも心の中が荒んでるのが自分でよく分かる。ちょっと頭の中が凶暴になってる。
おおっとお嬢さん、今のオイラに触れると怪我するぜ。
人見 Like
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大丈夫です p(^^)q Like