ダリル・ホール ジョン・オーツの来日に合わせて、来日記念盤として人気投票に基づくコンピレイション・アルバムが出る。先月投票が行われ、その結果が発表された。
とても興味深い。
上位三十曲が獲得票数と共にソニーのウェブサイトで公開されている。上位十八曲が(若干の曲順変更はあるが)そのままアルバムになる。
一位が「ウェイト・フォー・ミー」。
「ソー・クロウス」も入っている。
非シングル曲でポール・ヤングが有名にしたと言える「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」も入っている。
良い選曲だ。と感じる僕はとってもニッポン人なのだな。
先日番組宛てで頂いたリスナーからの便り(トウィッター[ツイッター]にて)でも「ウェイト・フォー・ミー」で彼等を好きになったというものが有った。僕も同曲で彼等を知り一発で好きになった。殆んど唯一のデイヴィッド(デビッド)・フォスター制作で文句無く好きな楽曲でもある。
但し。
残念な事に、ナイル・ロジャーズが共同編曲そしてリズム・ギターを弾いている「アダルト・エデュケイション」(※)は選外に。しかも当確ラインにあと一歩で届かずという十九位。三票差。
投票しておくんだった・・・。公職選挙法違反覚悟で(この投票ならなりませんってば)番組で呼び掛けておくんだった。そうすれば四票増えたかも知れない。
尤も、「やっぱり『ワン・オン・ワン』にし〜よおっと」という方も出て票が伸びなかったかも知れないけれど。
『グレイテスト・ヒッツ – ジャパン・エディション』は二月十六日に発売される。曲順と順位はほぼそのまま。ボーナス・トラックとして十九曲目に「シーズ・ゴーン」のライヴ・ヴァージョンが。これが入らなければ「アダルト・エデュケイション」が入ったのに!(未発表ライヴだったら許すが既発表ものだったら許さん許さん許さ〜ん!)
又、どうせならカウントダウン形式で、18→1の曲順で収録した方が盛り上がる気がする。そういう案も出たのだろうが、却下されてしまったのだろうな。
まぁそれは買った方が逆にプログラミングしてかければ良い話。
(※)
ダリル・ホールが自宅へミュージシャンをゲストとして招き、食事とセッションを繰り広げる「Live from Daryl’s House」。インタネット配信のみの TV番組だ(アメリカでは今年の後半からケーブル放送が始まるらしい)。
この番組中でシーン切り替えの際に挿入されるジングルとして、「アダルト・エデュケイション」のギター・パートの抜き出しが使用されている。
つまり、ナイル・ロジャーズのギターである。
毎回毎回、聴く度にシビれる。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’11. (音楽紹介業)
コメント
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私は、one on oneで彼らを知ったような記憶が。。定かぢゃない(笑)wait for meも大好き〜!
投票しなかったけど、ジャパンエディション買っちゃうだろな〜( ̄▽ ̄)
アリフマーディン絡みのアルバム、whole oats も良かったです!
SLTと共演したライブ、見にいかなかった事が今でも心残り。
ライブ行きたい… ←まだ悩み中で(笑) Like
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はるなさん
彼等もはずれの無いグループですな。曲もアルバムもライヴ(盤)も。特に85年のアポロでのライヴ盤は本当に素晴らしいですよ。ラジオ番組用の録音を出した(勝手に出された?)『Livetime』、後に発掘音源として出された『Greatest Hits Live』と違い(どちらも好きですが)、二人が「新作」としてちゃんと認めて出したライヴ・アルバムです。
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