2008年12月23日の日記。
(翌日、湘南ビーチFMウェブサイトのトップ頁に掲載)
番組中に届いた「リクエストはこのアドレス宛てで良いのですか?」というE-メイル。
運良く数分後に確認して「このアドレスです。用意出来る曲でしたらばおかけします。」と番組内でトーク(返事)。それが八時。
十分と経たぬうちにリクエストが。奄美大島へ単身赴任している御主人への、奥様からのリクエストだった。
「今年は一緒に過ごせませんが、来年からは一緒に過ごせますように。」
リクエスト曲はジョン&ヨーコ「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」。
紹介出来たのは八時半。
他の方からの、人見の番組なのだから山下達郎も!という「クリスマス・イブ」にも御応え出来た。割と良くかけているカラオケ版を持参していなかったのを悔やんだ(笑)。
するとそれから十分後に「奄美大島からリクエストです」というタイトルのE-メイルが。
御主人からのものだ!
「さみしい思いをさせてしまいごめんなさい。でも週末には帰るから、おいしいディナー、食べようね。」
リクエスト曲はナット&ナタリー・コールの「ザ・クリスマス・ソング」。
父のソロ版で、しかも時間の関係でエンディングBGM扱いとなってしまったけれど、対応出来たのが九時前。
番組後、ブログに双方からコメントを頂いた。
他のリスナーからのやんやの茶々も。
「ラジオ番組を担当する」存在としての意味を、意義を、そういう「使い方」で僕の番組を使って下さるという新鮮さ(笑)を教えて頂いた気がして、「人の役に立つ」事をさせて頂いた気がして、心地良いムズムズとした気恥ずかしさを感じた。
番組の(つまり僕の)性格上、縁が無いシチュエイションだと思っていたのだけれど、時たまそういう便りが届く。
「その役目、僕で良いの?」と思いつつ、しかし意外にも悪くないのだな、この感覚が。
どうか皆さんにとって素敵なホリデイ・シーズン、年末年始となります様に。
補遺
御気付きかも知れないが、今回の日記執筆依頼は先週に続いてのもの。
大抵は月に一度なので意外だった。「先週も僕だったけど?」と振り分け担当に確認するべきだったのだろうけれど、それで他のスタッフに移ってしまうのも嫌だったので(笑)、スットボケて書いて送った。わはは。
という事もあり、この日の日記を僕が書けて本当に良かったと思える、そして皆さんにもそう思って頂けるであろう出来事が起きて、本当に良かった。お福分けなワケで。
番組当日のブログである第326回も是非御覧あれ。
これで貴方も目撃者。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)
コメント
SECRET: 0
PASS:
いいお話だね。
感動した。
これは、12/23のスターライトクルージング?
録音したけど、聞き逃してさ、
クリスマスが終わったら、聴く気分じゃなくなっちゃってたんだど、
今日、聴くことにするよ。
クリスマスってのは、こういう日なんだね。
Happy Christmas, Jullian.
Happy Christmas, Kyoko. Like
SECRET: 0
PASS:
♪ソーディスィズ クリスマスッ
(でも、順番、逆だよ[笑])
「ヨーコとジョン」ではないと知ったのは松村雄策がそう書いていたからだった。
人見 Like