Sep. 13th, 2009. Back to the ’70s
chart data: Billboard’s Hot 100 September 15, 1979
●CHIC’s
‘GOOD TIMES’ was No. 2→9 on this week.
これから葉山マリーナーへ向かうべく下車した所。
停車中の電車も電光掲示板にある続く二本も全て「横浜」行き(読めますか?)。
先週、今週と横須賀線・湘南新宿ラインは週末、工事。
横浜〜品川間が土曜夜から日曜朝にかけて通行止めに。
武蔵小杉駅が出来るという。
という事で、考えてみるととても珍しい(であろう)「横浜行き」表示の連続。
久里浜駅で車両横の行き先表示を撮影している電車マニア氏を目にして気付いた。
「そうか、横浜行きはレアだよな」と。
凄いなァ、マニア。
・・・まぁLP帯に「来日記念盤」と印刷されているか否かにこだわる類のレコード・マニアに言われたかぁ無いだろうけれど(笑)。
No.10:
10:07 SAIL ON
Commodores
No.9:
10:13 GOOD TIMES
Chic
No.8:
10:20 I’LL NEVER LOVE THIS WAY AGAIN
Dionne Warwick
No.7:
10:24 LONESOME LOSER
Little River Band
No.6:
10:28 SAD EYES
Robert John
No.5:
10:36 LEAD ME ON
Maxine Nightingale
No.4:
10:39 DON’T BRING ME DOWN
Electric Light Orchestra
No.3:
10:45 THE DEVIL WENT DOWN TO GEORGIA
The Charlie Daniels Band
No.2:
10:49 AFTER THE LOVE IS GONE
Earth, Wind & Fire
No.1:
10:53 MY SHARONA
The Knack
『湘南ビーチFMマガジン』次号の特集は「パンに恋して」
11:04 IF
Bread, ’71.
No.92: 初登場
11:16 IF YOU WANT IT
Nyteflyte
No.69:
11:20 COME TO ME
France Joli
「グッド・タイムズ」直近のフォロワーのひとつ
11:28 Another One Bites the Dust 地獄に道連れ
Queen, ’80.
featured album: GET THE KNACK /The Knack
11:36 LET ME OUT
11:38 OH TARA
11:43 MAYBE TONIGHT
11:47 FRUSTRATED
ザ・ナック『ゲット・ザ・ナック』。
リスナーからも同じ感想を頂いたが、今回久々に(失礼!)熟聴して気付いたのだが、かなりチープ・トリックと近いものを感じた。つまりはどちらもザ・ビートルズの大きな影響下という事になるのだろうけれど。
1979年当時、「八十年代のビートルズは?」という、十年毎に出てくる不毛な御題で挙げられた名前には、ザ・ビートルズの
初期を彷彿とさせるザ・ナック
中期を彷彿とさせるチープ・トリック
後期を彷彿とさせるエレクトリック・ライト・オーケストラ
があった。
確かにE.L.O.はこの頃からシンプルなサウンドへ転換→終息へと向かうので、末期(『ザ・ビートルズ』〜『レット・イット・ビー(ゲット・バック)』と歩調も合う。
『ゲット・ザ・ナック』は、
一曲目が「1,2,3,4!」というカウントで始まる(もっとヴォリューム大きめだともっと良かったのだけれど)
LP時代のA面ラストがセカンド・シングル
LP時代のB面一曲目がデビュー・シングル
と、『プリーズ・プリーズ・ミー』を踏襲している。ジャケは少ぉし『ミート・ザ・ビートルズ』っぽい。きっと洒落だったのだろうが、シャレにならない程に売れてしまった。勿論嬉しかっただろうけれど、「真似し過ぎ」「なぞり過ぎ」という非難もかなりされたのだろうな。辛かっただろうな。
「そこそこ」の売れ行きだったら、きっとザ・カーズやザ・スミサリーンズみたいな「’60sテイストを上手く残した良質のR&Rバンド」としての定評をずっとキープ出来ていたかも知れない等という想像をする。
因みによく番組内で話しているけれど、ザ・ナックを「一発屋」と言うのは間違い。知ったかぶりか、或いは少なくとも1979年当時に洋楽ファンではなかった人だ。
当時、洋楽ファンだったら次のシングル「グッド・ガールズ・ドント」や、セカンド・アルバムからの「ベイビー・トークス・ダーティ」も憶えている筈。
彼等はチャート上は「三発屋」だ。
同時代の日本で言うなら久保田早紀を「異邦人」で、クリスタル・キングを「大都会」で、大橋純子を「たそがれマイ・ラブ」で、庄野真代を「翔んでイスタンブール」で「一発屋」と言う様なもの。リアル・タイムで彼等を聴いていたならば「25時」「蜃気楼」「サファリ・ナイト」「モンテカルロで乾杯」を憶えていると思う。例えるならばそういう事。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)
コメント
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人見さん
これを撮ってる人見さんも、鉄道マニアと思われてたに違いないです。
そして、私には写真を撮るほどどこがすごいのか理解できましぇん・・。 Like
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Reiさん
ははは。
単純に行先表示です。
通常ダイヤの場合、横須賀線に「横浜」行きは無いのです、多分(←と曖昧な所でアタシゃメイニアックじゃないのだ!と主張)。
コンサート・ホールの「本日の催し物」にジュリーのポスターが貼ってあるのを撮影しているのと大差無いですって(笑)。
人見 Like
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この日の放送の後半は、出かけていたため録音して後で聴きました。
「LET ME OUT」を久々に聴いて、
「ん? こりゃ今聴くとビートルズっていうより、チープトリックだな。
特に ♪Tonight,Tonight… ってあたりの歌いまわし」と思っていたら、
人見君も、メールを送られていた他のリスナーの方も、同じことを感じていたようですね。 Like
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GAKUちゃん
♪トォナアイッ トォナアイッ
っていう発音と節回しがね。
調べてみたけど、ザ・ナックは西海岸L.A.、チープ・トリックは五大湖周辺のイリノイ州ロックフォード(前作のアルバム・タイトル)、ロビン・ザンダーは同じくその北部ウィスコンシン州。土地の訛りは関係無いみたい。
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