Toto (トト) が限定復活。
こちらはCDジャーナルのウェブサイト。
一昨年の「終了」宣言から二年と経っていない。早いなぁ。まぁ、らしいと言えばらしいけれど(笑)。
Steve Lukather
David Paich
Steve Porcaro
Joseph Williams
Simon Philips
Nathan East (as a guest player)
ギターは勿論、デビュー時より在籍し続けている唯一のメンバー、スティーヴ・ルーカサー。
末期にはライヴは引退していたデイヴィッド・ペイチも今回は参加。
今回の限定復活は、二代目べイシスト=マイク・ポカーロ(ポーカロ)が罹っている難病治療を支援する為なのだそうだ。そのせいか弟のスティーヴ・ポカーロも復帰(何だかんだでスタジオ盤にはゲストなりサポートなりで参加はし続けていたのだけれど)。
ヴォーカルは初代のボビー・キンボールではなくジョゼフ・ウィリアムズ。
(ペイチと彼は「無期限活動休止」宣言後に行われた最後の来日公演にゲスト参加している。)
ドラムズはサイモン・フィリップス。ジェフ・ポカーロ亡き後、「ジェフじゃなきゃトトじゃないだろう?」と言われ続ける(僕も含めて)中、その辛い位置に居続け、もう彼になってからの方が長い。ライヴ・アルバムとカヴァー・アルバムも含めれば、もうアルバム数もジェフ時代と並んでいる。
ベイスは、リー・スクラーではなく(JTに取られてるから?)、ネイザン・イースト。と来ると、何故キーボードがグレッグ・フィリンゲインズではないのか?とも思うが、ペイチとスティーヴ・ポカーロが揃ってしまったら居場所は無いだろう。
という感じで復帰メンバーが多い中、しかしデイヴィッド・ハンゲイトは不参加。彼だけは四枚目が出た時に脱退してから一度も復帰していない(筈)。
初期(特にセカンド)に極端な思い入れをしている僕は、彼が要だったと思っている。四枚目で、それと同時に起きた彼の脱退で、僕にとってのトトは(極端に言えば)終わった。だから、今回の「復活」にも割と(いや、かなり)冷静。
今後も、彼等はこうして「今度は誰が参加?」と言われ乍ら何度も復活する事だろう。つまりイエスやザ・ドゥービー・ブラザーズ(ブラザース)等と同様に。
非難している訳では無い。当人達にも、そしてファンにも、そういう形で断続的に活動を続ける必然性が有るのであれば、特に本人側が辛くないのであれば、マーケットとして成立する限り、それは「アリ」だと思う。
DVDで良いから、現在のスティーヴ・ポカーロを観てみたいな。
これから先、ジェフ以外のデビュー時の五人にフィリップスというラインナップでの来日があれば、それは足を運ぶだろうなあ、流石の僕も。つまりハンゲイト入りのトトを是非観てみたい、と。
アンダスン(アンダーソン)、ブルフォード(ブラッフォード)、ウェイクマン、ハウは観たもんなぁ(笑)。その後も八人イエスも観たけど、出来はABWHの方が断然良かったもんなあ。
こちらは出演番組「Back to the ’70s (現 ’80s)」で傑作セカンド『ハイドラ』を紹介した際の拙文。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
コメント
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TOTO~大好きです!!そして愛しのジェフ様☆
今だに「何故死んじゃったの??」と問いかけてしまいます…トニーちゃんと共に。
去年聴いてたリオン・ウェアのCD(Leon Ware)、冒頭からとても音楽的で心地良いドラミング!誰かな~とクレジットを見てタメ息…ああ10曲中6曲が、ジェフ様でした。
そして映画『This Is It』 エンドロールの"Heal The World"はジェフさまですよね?登場するジョナサン・モフェットと並んで去年、いや今年もDVDで世界中の人の耳に彼のドラムが響いていたわけで…涙。。。
当時事情があってなかなかライヴに行かれず、いつか、いつか、生ジェフ様を!と思っているうちにその思いは永遠に断たれてしまいました…
私が足しげくライヴに通うのはジェフやトニーで経験した切ない思いからなのです…「いつか」では、ダメなんです!!
「ライヴは行ける時にに行っておけ!!」
これです。私もハンゲイトが出て来てくれれば、絶対行きますー♪
因みに私の場合TOTOはⅦまでです。私はファーギーも好きなんですね、"Angel Don't Cry" なんて、理屈抜きにカッコいい!!と思いました♪ Like
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jessicaさん
そうですか、MJのあの映画タイトル曲はジェフでしたか。メンバーは確認していませんでした。
「愛しのジェフ様☆」ときましたか(笑)。
「ライヴは行ける時に行っておけ!!」
ライヴは本当に「生もの」ですからね。直訳しただけですが。
トト、「I'll Be Over You」は、『ファーレンハイト』は結構好きですね。ああいう、さりげないスロウが好きでして。
同じルークもののスロウでも、「I Won't Hold You Back」みたいなクドさ&クサさ全開になっちゃうとちょっと醒めてしまいまして・・・。
ファーギーは素晴らしいですよね。BEPもソロも好き。「前歴」であるアイドル時代(ワイルド・オーキッド)は少し笑っちゃいますけど。
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若き日(今うたっちゃぁ、ダメ!!、笑)のルークの歌う"I Will Be Over You" 本当にバラードの名曲ですよね♪
間に入る泣きのギターにも痺れます!そしてマイケル・マクドナルドのバック・ヴォーカルがこれまた何とも素晴らしい☆
>I Won't Hold You Back」みたいなクドさ&クサさ全開
→同感です。
やはり好きな"Georgy Porgy" ではバックがシェリル・リン、歌が本業でないのに彼がさらりと歌うバラードのバックヴォーカルにこのメンツを使っちゃうところはTOTOならではですよね!!
ルークはいつからあんなしゃがれ声になっちゃったのか…すっかりチョビヒゲオヤジになっちゃいましたねぇ…今、来日中でビルボードライヴでビル・エヴァンスなんかとライヴ中ですね♪
あ、ファーギー、フレデリクセンもBEPのも好きですが、私は去年の暮れ頃から今もずっとSadeにはまっておりまして…
こちらは先月10年振りに新作リリースしこれが発売するやいなや全米1位!! いやビックリ~
サウンド・容姿(は、Sade Adu)ともに相変わらずわが道を行くSade、でもみんなSadeを待っていたんですねーー♪
シングル"Solder Of Love"は、MJへのトリビュートとも言われているようですが。。 Like
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jessica さん
あはは、ファーギーはフレデリクセンの事だったのですね・・・。訪問者全員、大笑いですね。「解ってねぇや、人見の奴」って。いやぁ、何で唐突にBEPなのかなぁと思ったんですけどね・・・(←完全なる言い訳)。
『アイソレイション』は、「それを持ってるっていうのは、お前ホントに好きなんだな、トトが」という一種の踏み絵ですよね、少し意地悪な意味で。あ、ジャン・ミシェル・バイロンも嫌いではありませんよ(笑)。
(続く) Like
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フレデリクセン、TOTOファンかよく聴く(とか昔聴いていた)人以外はもう完全に過去の人ですからね、「あぁー、いたよね」と言う感じ…今現在、「ファーギー」と言えば普通BEPです!
そう、バイロンは良い声していて上手かったし私も嫌いでなかったですが完全に葬られちゃった?みたいな感じで可哀想です。。HPにも載せてもらえないし。
昨夜、ビルボードライヴ東京でルーク観てきました☆なにしろ今回のバンドは凄いメンツ(ビル・エヴァンス、ランディー・ブレッカー、ロベン・フォード、ダリル・ジョーンズ、ロドニー・ホルムズ、スティーヴ・ウェインガード)、彼の泣きのギターも良かったですがロベン・フォードも素晴らしい☆ギター、全然詳しくないんですが、使うギターも違うしタイプが違いルークより上品だったかな?
あのクラスの人達だとほぼ即興だったみたいですが、流石に超一流ミュージシャン、皆聴かせてくれました!!
Sade、楽しみにしていますー♪ Like
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jessica さん
ルーカサー、観てきましたか! その辺りもしっかりフォロウされているのは流石です。ロベン・フォードはルークの先輩ですよね。同じく先輩のラリー・カールトンと演ったり、ルークはブルー・ノートで色々とさせて貰ってますよね。
先輩に可愛がってもらいたい性格なのかな?という意味では、ルークとチャーがダブります。チャーもピンク・クラウド、バホと、兄貴と遊ぶのが好きでしたよね。
そう言えばルークの初プロデュース作は確かチャーの『U.S.J.』でした。
ロベン・フォードはジャズ/フュージョン扱いですがリーダー・バンドではブルーズやロックですね。ジミっぽい。大体トリオ編成ですし(笑)。髪を後ろに束ねると近藤房之助みたいですよ。ほら、やっぱりブルーズでしょ(笑)。
僕も熟聴する程では無いのですが、「ちゃんと弾くスティーヴィー・レイ・ヴォーン」という印象でしょうか。
ジョーニ・ミッチェル好きとしては七十年代半ば(ジャコが絡む直前)のロベン参加作もおススめです。
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