新作発表とさよならトゥアーをもって解散するスコーピオンズ。
勿論の様に、すかさず、バーン!誌にロング・インタヴューが載っている。達成感・満足感と共に、そして「みっともない」とファンに思われてしまう前に、美しくバンドを終わらせたいという想いが語られている。
その最終作『Sting in the Tail (蠍団 とどめの一撃)』のアルバム・カヴァーが公開されている。
こちらはCDジャーナル誌のウェブサイト。
殆んど Saxon サクスン(サクソン) じゃないですか、このデザイン・・・。
こんな感じやこんな感じ。
最後に久々に物議を醸すジャケを期待した僕が古い人間だったのでしょうか。
狙い過ぎの邦題も、ちょっと・・・。AC/DCの『Black Ice (悪魔の氷)』並みに誰も口にしない邦題→つまり付ける意味無し、となりそうな気がする。
因みにサクスンのデビューとスコーピオンズの世界(特にアメリカ)進出の時期(1979-80頃)は重なる。
コーズィ(コージー)・パウエル在籍最後となったレインボウのライヴがハイライトだった『Monsters of Rock モンスターズ・オヴ・ロック』に双方をも出演している。
NWOBHM (New Wave of British Heavy Metal) の中では、僕は何と言ってもサクスンでした。新譜で買ったもんね、『Wheels of Steel 暴走ドライヴィン』・・・。
殆んどMolly Hatchet モウリー・ハチェット級とも言える、どれもこれもダサいアートワークが、何ともサクスン。とても愛おしい「B級」ぶりが憎めない。
このシンボル・デザインが何となくショッカーっぽいのも大きな理由か(笑)。
あ、好きなんですからね。誤解なさらぬ様。
リーダー=ビフ・バイフォードの歌唱力は衰えを知らず、ロニー・ジェイムズ(ジェームス)・ディオに追随するかの様に、今も尚ロック界屈指ですから。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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