勿論、小惑星の土だか石だか砂だかはカプセルに入っていないかも知れない。
でも、そうだったとしても、がっかりするのはJAXAの担当研究者だけで良い気がする。
はやぶさが帰って来た。
しかも途中で連絡不能となり、計画続行を諦めかけていたのに、その間も健気に働き続け、ちゃんと地球に向かって飛んでいた。
そして最後に、本体は大気圏突入時に燃え尽きて、後を直径四十センチ程の一人で抱えられるカプセルに託した。
ニッポン人が好きそうな、何とも「サムラ〜イ」な終わり方じゃないですか(笑)。
大気圏突入時の映像も堪りませんわなぁ。人が乗っていないと思うと、安心して、自然と喜びの涙が出て来ますわ。
名前も英語じゃなくて日本語なのが何だか嬉しい(※)。
月→火星という本道は先進の米露ほかに任せて裏街道を進む日本の姿勢、僕は好きだな。
JAXAが相模原に在るっていうのも、神奈川県民としてはとっても嬉しかったりする。
昨日の日曜日、僕は午前中の番組「Back to the ’80s」を担当していた。番組の直前直後はニューズである。
番組後の、十二時直前の「湘南ビーチFM 朝日新聞ニュース」の中で、僕は読む記事の一本として、この「あと半日程ではやぶさが帰還」を選んだ。
勝手に、まるで我が事の様に誇らしい声で読んでいたと思う。拡大解釈すれば確かに「我が事」なのだけれど。
サッカーのワールド・カップ突入の現在、これを書いている数時間後は日本の初戦という今ではあるけれど、まぁ同じ地球人なんだからさ、「戦い」じゃなくて「お祭り」として楽しみましょうよ。我々の本当の敵は太陽系外に居る筈なのだから(笑)(※2)。
やっぱりね、「ウルトラ」で育って、「ウルトラ」関連の書籍には目が無くて、ウルトラ警備隊のマークをジージャンに刺繍して貰ったりしている身としては、そりゃあ嬉しいですって。
デュワ〜ッ
6/15追記
僕が本稿を掲載する七時間程前に、旧友である m-yutaka も、彼のトウィッター(ツイッター)で、
カプセルには何が入っているのかなぁ。ただ、なにも入っていなくても帰ってきたことが素晴らしい!
と呟いていた。
だよねぇ!
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
(※)
車の名前がまだ英語(外国語)なのが、とてももどかしい。
まぁ、向こうが昔から勝手に名付けてた「ジパング」を「NIPPON」に改めさせるタイミングを逸した国だから、大体、国内での「にっぽん」「にほん」の統一さえ出来ていない国だから、その辺りの意識が低いのは仕方無いのかも知れないけど。
僕も「ひとみ」では無く「ヘトウメェ」って名乗っちゃってるしね(笑)。
(※2)
相変わらず、日本に過大な期待をかけるミーディア(メディア)にはうんざり。
四回連続で予選を通過しているだけでも素晴らしい事、奇跡的な事なのだと思うのだけれど。
一回は開催国だったので予選は無かった。それでも十五年以上そのレヴェルをキープ出来ているのは凄い事だ。
勿論、今回も応援はしていますよ。仕事を休む程では無いけれど。
スポーツは全般的にTV観戦さえ殆んどしないクチですが、サッカーの国際戦は観ます。単に鑑賞するスポーツとして、サッカーは好きだしね。
サッカーが割と盛んだった藤沢で小学生だった僕です。ペレ・釜本・ベッケンバウアーの頃の話です。
この十五年は、世代的に川口に注目。彼はもう、代表メンバーに含まれているだけで意義が有るのだと思います。象徴・士気発揚係として。
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