Warning: file_get_contents(/home/valdiajapan/good-times.site/public_html/wp-content/plugins/bbpress/bbpress.php): failed to open stream: No such file or directory in /home/valdiajapan/good-times.site/public_html/wp-includes/functions.php on line 6893
771 うぉ〜ジーノ・ヴァネーリ ’79年のライヴ映像! | GOOD TIMES | グッドタイムズ

771 うぉ〜ジーノ・ヴァネーリ ’79年のライヴ映像!

キーボード・プレイヤー=泰輝のブログにリンクが貼ってあったので観た。

 観た!
 初めて見た!

 様々な活動をされている泰輝さん、Gino Vannelli ジーノ・ヴァネーリのコピー・バンドにも参加されているそうな。そういう話題の回で、本物=ジーノ自身のライヴ、ユーチューブのライヴ映像へのリンクが貼ってあった。

 観た。

 映像から、そして寄せられていた視聴者のコメントから客観情報をまとめると、

April 16, 1979
at Municipal Auditorium
in New Orleans

or

1979
at The Spectrum
in Montoreal

(前者が有力か?)

 musicians

THE VOLALIST: GINO VANNELLI
keyboardist: JOE VANNELLI

 with

keyboardist: Bill Meyers
keyboardist: Brad Cole
drummer: Mark Craney (故人)
bassisit: Dave Marotta
guitarist: Daryl Stuermer
percussionist
background singer
background singer
background singer

中には当時の雑誌から、兄ジョー・ヴァネーリのインタヴューを抜粋している方も。

Keyboard Player magazine 1979. Joe Vannelli;

Who is in your group now?
Besides me,
there are two other keyboardists onstage;
one is Bill Meyers,
and the other fellow is Brad Cole.
On guitar we’ve got Daryl Stuermer.
Then there’s Dave Marotta on bass,
Mark Craney on drums-the guy who played on Brother To Brother-
two percussionists,
two women singers,
and Gino out front.

 映像を観る限り、パカッションは二名ではなく一名、コーラスは一名増えて三人。トゥアー中に変更されたのかも知れない。

 1978年発表の名盤『Brother to Brother ブラザー・トゥ・ブラザー』発表後のトゥアーである。アルバムと同じメンバーはジーノ、ジョーのヴァネーリ兄弟とドラマー=マーク・クレイニー。

 ダリル・スターマーは、以前は Jean-Luc Ponty ジャン=ルック(リュック)・ポンティ、George Duke ジョージ・ドゥーク(デューク)との活動で名を上げ、’77-8年からジェネシスのトゥアー要員(やがてその流れでフィル・コリンズのソロ・トゥアーも)。’87年に GRP からソロ・デビュー。

 ビル・メイヤーズは八十年代後半(活動再開後)のEarth, Wind & Fire アース、ウィンド&ファイアーの中枢を担う一人(メンバーではない。トゥアーにもおそらく不参加)。

 ブラッド・コールに就いては知らなかったが、今回調べたら何とフィル・コリンズ2002年のトゥアー・メンバーになっていた。スターマー繋がりだろうか。

 尚、アレインジャー、音楽監督はジョー・ヴァネーリだろう。

 さて。

 いやぁ凄いパフォーマンスだ。凄過ぎて笑ってしまう。初来日公演も素晴らしかったが、もしその前にこの映像を見ていたら、実物を見ているというのに物足りなさを感じただろう。
 特にドラムズが、アルバムと同じ人物という事もあるとは言え、ステューディオ(スタジオ)盤とまるっきり同じ「音」をしているのには驚かされる。
 メンバーもだが、スタッフにもとても恵まれていたのだろう。

 プロ・ショットでしっかりと編集もされている。TV 放映でもされたのだろうか?
 「ファイティング ’80s」かと思う程(笑)、舞台上をぞろぞろとカメラ・クルーが何組も平気で動いていて(それが映像で矢鱈と確認出来て)笑える。舞台のド真ん中、主役のすぐ脇でアップやら客席を映していたりするのだ。

 この ’79年のライヴ映像は商品化されないのだろうか?
 ユー・チューブで僕は四曲見付けた。

Brother to Brother:
 (西城秀樹か、というアクション[笑])

Appaloosa:
 (『Brother to Brother』のオープニング曲。
  このライヴでは驚愕のエンディングが待っている・・・)

I Just Wanna Stop:
 (アイドルというか布施明というか、という感じだったのだな、当時は)

People Gotta Move:
 (記念すべき ’74年の初ヒット)

 おそらくずっと前から、既に商品化に向けて動いているであろうクール・サウンド中田利樹氏の健闘を祈る他無い。

(オマケ)
Living Inside Myself:
 これは当時よく見た PV。

 ’81年、僕にとっての彼との出会いであるアルバム『Nightwalker ナイトウォーカー』。
 おそらく僕の「無人島の一枚」はこれ。

 ペルセウス座流星群(来月だ!)他、星野観察時の必携アルバムとして使用し始めて四半世紀以上。「都会の夜っぽい音」なのに、何故かこれが似合う。満天の星空を見上げ乍ら聴いていると、星々の輝きが増す様な錯覚に陥る。

 シングル「リヴィング・インサイド・マイセルフ」は彼にとって「I Just Wanna Stop」に次ぐ大シングル・ヒットで、当時「ベストヒット USA」で毎週観ていたのが、このバックライト&スモウクの前に立つジーノ。
 無駄にパワフルな立ち姿に惚れた(笑)。

 もしかしたら、フル・コーラスを通して観たのは今回が初めてかも。後半の記憶が無かった。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

GOOD TIMESをフォローする
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします。
その他、個人活動
スポンサーリンク
スポンサーリンク
GOOD TIMESをフォローする

コメント

  1. Taro より:

    SECRET: 0
    PASS:
    いや、これホントすごいな。
    ほんと、ライブなのにこの演奏と録音。やっぱり79年に技術は頂点を極めてるな。
    そして、ジノのアクション!!(笑)、
    来日公演で初めて見た時は、そのカッコわるさにびっくりしたもんだったけど、なるほどこの頃はアイドルっぽい扱いだったんだね。
    うっとりジノを見上げて一緒に歌う女の子とか写ってるし、ステージに駆け上がる客とか。。。日本じゃ、この胸毛だし、アイドルとにはなり得ないと思うが(笑)。
    しかし、再び、この演奏は素晴らしすぎる。ジノの歌も、素晴らしい!!鳥肌を通り越して、やっぱり俺も笑ってしまった。
    いい時代だった訳だな。これじゃ子供だった俺たちもやられるよ。 Like

  2. hit2japan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    Taro
    > そして、ジノのアクション!!(笑)
    確か一緒に観た時の「Brother to Brother」間奏の聴かせどころ、つまり彼のダンスの魅せどころで転んだよね?(笑)

     そう、この映像では「王子様〜」という眼差しの女子が居るよね。

     ホント、「1979年に間違いは無い」!!

    人見 Like

  3. Yohchan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは。
    このVTRは、米ワーナーからリリースされていたみたいです。
    その後、ジノのサイトでモントリオールのライヴと一緒にコピーを販売していました。 Like

  4. Yohchan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    ちなみに、ニュー・オリンズが正解です。
    このVTRは、'77年・シカゴ、'79年・ニュー・オリンズ、プロモ・クリップで構成されています。 Like

  5. hit2japan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    Yohchan さん:
     情報感謝!

     アメリカではVHS発売されていたという事ですね。へえ。
     '77年シカーゴの映像も気になります。"A Pauper in Paradise" に参加している Dido というパカッション奏者が気になるんですよね。ライヴに参加しているのでしょうか。
    人見 Like

  6. Yohchan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こんばんは。
    参加していない様です。
    最後に、雪の中を歩いて行くジノに合わせて
    エンド・クレジットが流れます。
    そこに表記されるのが、書いておられるミュージシャン達です。
    2年の幅があるのに同じメンバーだったのかな、と言う疑念は確かにあるのですが。
    代表曲はほとんど網羅されているのですが、実際のコンサートよりかなり短い収録であろうと思われるのが
    残念です。
    Where am I~なんか、クライマックス部分がほんの少し流れるだけです。
    またその部分が格好良いんです。
    フル・バージョンで聴かせてくれよ、と思ってしまいます。
    VHSを販売していたんだからDVDにしてリリースして欲しいものですが、著作権の絡みが色々あるみたいですね。
    ジャーニーがFrontiers Beyond(一応これはプレスDVD)、カンサスがLive at the Whisky(これはコピーVHS)と言う、嘗てはオフィシャルで出ていた作品をそれぞれのオフィシャル・サイトで販売していたのですが、現在では全て販売を終了しています。
    思うに、きちんと著作権をクリアせずに販売していたのではなかろうかと。
    カンサスはウオルシュの喉の調子がよくないものの、これがベストな演奏だと思いますし、ジノの2作品(モントリオールはCDで出ていた物の映像版で、地元のテレビ局が録画でO.A.したみたいです。こちらも
    Where am I~はカットされています)も素晴らしいのでリリースして欲しいのですが、カンサスはリリースしないと返事が来ました。
    このまま埋もれさせておくのは余りにも惜しいと思うのですが。 Like

  7. Yohchan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    こちらが、VHSで出ていたと思われる根拠です。
    http://www.discogs.com/Gino-Vannelli-Gino-Vannelli/release/3073403 Like

  8. Yohchan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    今、上記のクレジットを見ていたら、Didoの名前がありますね。
    プロモ・クリップへの参加でしょうか?
    それとも'77年・シカゴのライヴ・メンバーでしょうか?σ(^_^;)? Like

  9. Yohchan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    度々すみません。
    '77年・デトロイトも1曲含まれているみたいです。
    このサイトはよく利用するのですが、役にたちますね。 Like

  10. hit2japan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    Yohchan 様
     更に色々と有難う御座居ます。

     そうですか。Discogs に載っていますか。僕もかなり信頼性の高いウェブサイトだと思ってよく利用しています。現物を持っているもので確認すると、かなり忠実にクレディットを転載していますね。
     『フロンティアーズ&ビヨンド』はLDで持っています。メンバー間が少しぎくしゃくしているのが(後から考えれば、ですが)垣間見えますね。カンザスは未見。
     有難い事にジーノ・ヴァネッリには何度か会ったり取材をしたりしているのですが、例のアリスタからの二枚目もそうですが、兎に角「前」「先」しか考えないかたなので、あまり過去のカタログへの執着は持っていない様子です。機会があったらDVD発売をリクエストしましょう。 Like

タイトルとURLをコピーしました