2010年7月13日の日記。
(翌日、湘南ビーチFMウェブサイトのトップ頁に掲載)
今夜の番組は「裏 Back to the ’80s」と題して放送した。「三十年前の全米トップ10+α」のアルファ部で、上位十曲だけでは伝えきれない「当時の空気」を補完しているつもりだが、当然の様に日曜午前には不適当な楽曲は避けざるを得ない。そんな「はみ出た」楽曲 を更に補完しようという試みである。これ迄にも時折行っているテーマだ。
よって、自然とロックやファンク等の割と「にぎやかめ」のもの、そして物理的にかけにくいレコードを多めに持ち込んだ。レコード・プレイヤーが一台しか無いので連続してかけられないからだ。尤もこの二十一世紀を迎えて早や十年という今、一台残っているだけでも有難い事この上無いのだが。
細かい曲順は番組中に決定している。その日その時の天気や機械の調子、気分を鑑みた選曲を心掛けたいからだが、今回はそれが少し裏目に出てしまった。「レコード、CD、レコード、CD」という順番の調整に囚われてしまい、耳障りの良くない「流れ」を作ってしまった。番組後、「お上(ディレクター)」よりそれを指摘され反省。仰る通り。しかも日曜日の「表」番組も「もっと考えて選曲を」という指摘。確かに Rick James リック・ジェイムズ、Teena Marie ティーナ・マリー、ZZ Top ZZトップと続いちゃったもんなぁ。あの辺りも「裏」送りですな。
いやいやそういう細かい事ではなく、根本的な「心掛け」の問題である!という事は承知しているのですよ(笑)。人生常に試行錯誤、更なる精進が続く。
リスナーの皆様、局内の皆様、今後も御指導御鞭撻の程、宜しく御願い致します。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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