五月十九日付けのナイル・ロジャーズ癌闘病ブログに張り付けてある曲
「MOON IS A STAR /Jean Morrison and Nile Rodgers」が素晴らし過ぎる。
もともとは2008年の映画「俺たちダンクシューター(Semi-Pro)」用の新曲として作られたが間に合わなかった(或いは未使用に終わった)という曲。
映画の舞台は1976年、映画では七十年代ソウル&ディスコが使われまくり。
サントラ盤には一曲だけ新録の曲が収められており、主演のウィル・フェレール扮するジャッキー・ムーンが、その数年前にビルボード入りさせたヒット曲「Love Me Sexy」という「設定」で新たに作られたもので、これにナイル・ロジャーズが絡んでいる。まぁこれが良い曲で。
そしてこの「Moon Is a Star」だ。これがまたそれに輪をかけて良い曲だ。役名から察するに天体の月・星と「ジャッキー・ムーンはスターよ」のダブル・ミーニングなのだろう。
ブログ内のピンク地の部分で技術担当D氏が触れているが、それにしても本当にドーナ・サマー・マナーな一曲で素晴らしい。最初はしっかりスロウだし、クッサい曲調、直線的な歌い方、ダッサさギリギリのアレインジメント、ジャストではないハンド・クラップも笑える。これで管と弦がシンセじゃなくて、もう少しナイルのギターが大きくミックスされていれば完璧だったと思うけれど・・・。
商品化はされないのか?
昔からナイル自身が明かしているが、シーク(シック)の「I Want Your Love」のギター・パターンはドーナ・サマーのモーロダー・ビートのシンセサイザー・シークエンスをギターに置き換えてみたらどうなるか、というのがヒント。彼はあれを手弾きだと勘違いしていたそうだ。
又、ナイル・ロジャーズが「コメディ映画で『誰それ風』の新曲を作る」で思い出すのは、かの『星の王子ニューヨークへ行く』でリック・ジェイムズ風の曲を作った事。残念乍ら劇中挿入のみでサントラ盤には収録されていない。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’12. (音楽紹介業)
コメント
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うおおおおお〜〜〜〜!
なんてことだ!「MOON IS A STAR /Jean Morrison and Nile Rodgers」素晴らしすぎる!泣ける!
スロー〜ディスコの展開。
ベース/ドラムのブレイク。ンペペベース。
流麗なストリングス、切れてるホーン。。。。
キメで終わるエンディング。。。
泣ける。
完全に1977〜1979の音だ。
俺は完全にうちのめされた。
しかし、ベースの音色、バナードそっくりだな。
歌も上手だし。。。
で、録音も良い。
なんで商品化しないんだ!!ナイルはアホか! Like
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Taro
堪らんよ。
キメで終わるエンディングが堪らんよ。
人見 Like
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ところで、まだ商品化されんのだろうか。いまiPodから出てきて再び打ちのめされたぞ。ちゃんとした音で聴きたい!
で、Webで調べたら、この人見のブログしかまともな情報が出て来なかった(^^) Like