PHIL RAMONE フィル・ラモーン
が亡くなった。
三月三十日。
享年は七十九とも七十二とも報道されている。
死因他、詳細は現在のところ家族からは発表されていない模様。
こちらは The Hollywood Reporter。
僕の場合、そしておそらくは多くの方にとっても、何と言っても
THE STRANGER /Billy Joel (1977)
のプロデューサーだな、彼は。
僕がリアル・タイムのヒット曲としての「ポップス」に目覚めたのがこの曲といっていい。小学六年生になった1978年春、ラジオをつけるとかかっていたといっていい。
ハッキリ言って、イントロ&アウトロの口笛は完璧に吹けますぜ、僕は。
そこから約十年、ビリー・ジョエルのアルバムはフィル・ラモーンがプロデューサーだった。どれも素晴らしいのひとこと。
僕等の世代にとって、ニュー・ヨークのロック/ポップスのサウンドといえばビリー・ジョエルであり、つまりフィル・ラモーン・サウンドであった。
ジュリアン・レノンの『ヴァロッティ』も素晴らしかったっけ。芸の無い感想だが、まるでビリー・ジョエル・サウンドにのせてジョン・レノンが歌ってるみたいだった。
(以下は後日)
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’13. (音楽紹介業)
コメント
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俺にとっては、12枚目「ホットストリート」( 1979 )で、前作限りでデビュー以来のプロデューサーであるJWガルシオと袂を分かったシカゴをプロデュースした最初のプロデューサーですね。通し番号タイトルを一旦やめてまで新規まき直しをしたシカゴは、前述のプロデューサーと共にテリー•キャスを事故で失うと言う最大の危機だったんですが、フィル•ラモーンは既にガルシオの下でPOP路線に突入していたシカゴをさらに色鮮やかにPOPにしてくれましたね。シカゴとしてもファンとしても恩人の一人だと思います。残念ですね。 Like