Apr. 11th, 2008. イシイ ポップス・イン・ザ・ボックス
提供:石井食品
vol. 524.
M1
16:02 THE THINGS WE DO FOR LOVE 愛ゆえに・・・
10cc
M2
16:06 DEVOTED TO YOU
The Everly Brothers
M3
16:08 WHATCHA SEE IS WHATCHA GET
The Dramatics
M4
16:13 BABY, IT’S LOVE I HAVE
Minnie Riperton
ミドル4:ザ・ドゥービー・ブラザーズ(後期)
M5
16:20 WHAT A FOOL BELIVES ある愚か者の場合
M6
16:25 IT KEEPS YOU RUNNIN’
M7
16:29 MINUTE BY MINUTE
M8
16:32 TAKIN’ IT TO THE STREETS ドゥービー・ストリート
The Doobie Brothers
M9
16:38 SO WRONG
Patrick Simmons
M10
16:43 MISS SUN
Boz Scaggs
M11
16:48 GENIE
The B.B.&Q. Band
M12
16:55 THEIR HEART WERE FULL OF SPRING
The Four Freshmen
M5-8の「ミドル4」に就いては、勢い余って今回分にも触れている前回分ブログを御参照下さい(笑)。
M1
ポール直系。解散後エリックはポールのもとへ(グレアムはアンドリュー・ゴールドとワックス!)。
エリックが一緒だった頃のポールは、ポールが二人になっちゃったから(エリックはジョン役ではなかったから)今ひとつだったのでしょう。ジョン射殺の傷も癒えない頃だったでしょうし。次のエルヴィス・コステーロはだから適役だった、と。タイミングも良かったのでしょう。
そう、ポールの何が偉いと言って、「辛い時もずっと引退状態にはならない」所です。奥さんが亡くなろうが、後妻さんと泥沼の離婚訴訟中だろうが、例えばB4の他の三人みたいに隠遁したりはしない。大体、四十年以上前から(!)、もう何もしなくったってずっと生活出来る人なのに、まだ人前に立ちたい、というそのショウマンシップ。脱帽。
あらら、ポールの曲じゃないのにこんなに書いちゃった(笑)。
ポール色の強い二人が残った時期の10ccは、その大甘具合を楽しまないとね。ゴドリー&クレームが脱退しちゃった後にまで「毒」を求めて嘆くのは、求める側が悪いのではなかろーか、と。
M2
不滅のハーモニー。ジョンとポール。S&G。ニック・ロウ&デイヴ・エドモンズ。イクストリーム。
素敵な「リード・パートが行ったり来たりする三度ハモり」の系譜。
M3
「目に入ってくるものは手に入れたくなる」うーむ、真理。でも、「何故男がホット・パンツが好きなのか解るか? それは・・・」に続いてこのセリフを言っちゃあいけませんよ、JBの旦那ァ(笑)。
M4
乳癌だ闘病だ死亡だとなる前から、ミニー・リパトンは何だかはかなげです。やっぱり声でしょうか、元々の。
M9
解散後、ドゥービーズらしさを一番感じさせるソロ活動の第一歩(この曲を含むアルバム『Arcade』の事です)を踏み出したのは実はパット。唯一人の「ずっといるメンバー」としての意地だか誇りだかが意識的にそうさせたのでしょう。
M10
トトが後年商品化したこの曲のデモ・ヴァージョンは、メンバーもほぼ同じ事もあって「歌い手(デイヴィッド・ペイチ)が変わっただけで殆んど同じ」という代物。しかもボズはペイチの歌い方をかなり忠実になぞっています。そのペイチは「アル・グリーンの唱法を意識した」との事。なぁ〜るホド、道理で僕が好きな訳です(笑)。
M11
ブルックリン、ブロンクス&クイーンズの略でB.B.&Q.です。人種の違いや貧富の差が文化と密接しているアメリカらしいグループ名。実体の無いスタジオグループ的なバンドで、実はチェインジとほぼ同じ面々(イタロ・アメリカン中心)が仕掛けているというオチ。成程同じ音の感触が。真っ黒では無い「カラード」なファンクという感じでしょうか。
M12
最高のハーモニー。超人技。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.
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