１１８　4/10　「空気の振動が音になる」という基本。

April 10th, 2009. イシイ　ポップス･イン･ザ･ボックス
提供：石井食品

vol. 576.

六年前から聴いて下さっている、そんな方に改めて感謝しつつ。

M1
16:04 CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE
Queen

M2
16:06 YOU ARE SO BEAUTIFUL
Joe Cocker

M3
16:09 ME AND BOBBY McGEE
Janis Joplin

M4
16:14 DON’T GET ME WRONG
The Pretenders

M5
16:18 DAYDREAM BELIEVER
The Monkees

ミドル４：ロッド･ステワート
M6
16:23 I DON’ WANT TO TALK ABOUT IT
M7
16:29 YOU’RE IN MY HEART (THE FINAL ACCLAIM)
M8
16:33 MAGGIE MAY
M9
16:38 SAILING
Rod Stewart

M10
16:45 LE FREAK
Nile Rodgers and Chic
（六年前、湘南ビーチFMスタジオでのライヴ！）

M11
16:50 WORK TO DO
The Isley Brothers

M12
16:53 OPEN ARMS
Journey

　生楽器の持つ「清涼感」とでも言えば良いのでしょうか、ギターにしてもピアノ、（ギター以外の）弦楽器、管楽器にしても、その、本来は矢張り空気の振動だけで耳に届く構造の楽器には共通する何かというのは、確かにある気がします。ドラムズも勿論。

　まぁ、ラジオもレコード･CDも各種配信も（インタネット･ラジオ含）、マイクやPAシステムを使用するライヴも、元々はアクースティックだとしても結局はスピーカーから出て来る音を我々は聴いているのですが。
　此処で話題にしているのは「音になる→耳に入る」の前段階、「何かの切っ掛け→音になる」という段階の話です。

　M10の「おしゃれフリーク」。六年前のこの番組で実現した、今でも信じられないゲスト出演時のスタジオ･ライヴより。
　放送中に「このライヴ演奏はあの時のものですね？」というリスナーからのE-メイルを頂いていました。
　大阪在住のこの方は、その六年前の番組もインタネットを通じて聴いて下さっており、直後、その回をPCで録音された音源をCD-Rにして僕に送って下さったのでした。いやぁ嬉しかったです。
　メンバーに話したら喜んでいましたよ。大阪のお客さん、彼等は好きですから。1996、97、99、2003年に彼等は大阪公演を行っていますが、矢張り一番ファンキーですから、大阪のファンが。
　番組内で紹介出来ず申し訳ありませんでした。

　そういえばナイル･ロジャーズ（ロジャース）が、大阪滞在中にひと言：
「大阪のTVは何だかいっつもスタンダップ･コメディをやってるぞ。」
矢張り気付く人は気付くのですね（笑）。
　僕は「大阪はスタンダップ･コメディのメッカなのですよ。」と教えてあげました。とてもウケてくれました。
　”Osaka is Makkah of Stand Up Comedy.”
　「メッカ」（マッカ）が英語でもこういう喩えで使われる（逆に元々があちらなのでしょう）のも発見でした。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)