2000年9月19日の日記。
(翌日、湘南ビーチFMウェブサイトのトップ頁に掲載)
本屋にて雑誌を数冊手にする。
「ギター・マガジン」「ベース・マガジン」「リズム&ドラム・マガジン」の特集がそれぞれジョージ、ポール、リンゴウというThe Beatles ザ・ビートルズの三名となっている。同じ出版社なので、いっぺんに取材したんだろうな、きっと。
さて、ザ・ビートルズと言えば車内吊り広告でイヤな予感がしていた「YW」もあった。予感的中。つまらない。
その具体的理由を列挙していくとキリがないのだけれど、結局は彼等に対して別段興味も理解も無い執筆者や編集者によって作られた頁であることがバレバレだからだ。そのくらいどーでもよい事ばかりが並べられているに過ぎない記事だ。’67年生まれの僕さえ騙せない知識の浅さで、堂々雑誌の巻頭を飾ってどーするの。やっぱりロックン・ロールはナメられている。ま、だからこそロックン・ロールという気もするが(笑)。
「サイト」「レコード・コレクターズ」の二誌を購入。
最近の個人的ヘヴィー・ローテイション:ERA(イーラ)/中村一義
今日はレコードを買わなかった(笑)。
補遺 (2010.3.5. 筆)
ザ・ビートルズ:
『1』 発売時。
それなら!と、当時、番組で「第二位どまりだったザ・ビートルズ・ナンバー」を特集しようと思ったのだが、特集出来る程多くなかった。つまりみんな一位か、阻まれたとしたら自分たちの他の曲というパターンが多かった。イヤハヤ流石。
ERA(イーラ)/中村一義:
彼のサード・アルバム。枚数を重ねるにつれて外部ミュージシャンを迎える割合が増え、次作『100s』は実質的にバンド=100s でのアルバムなので、純然たるソロ・アルバムは本作が最後かも知れない(100s のメンバーとなる二名が既に参加しているけれど)。
・・・と書くと、何だか 100s を面白く思っていないと思われてしまうかも知れないが、そんな事は無いので誤解の無き様。中村一義の楽曲を良い解釈で拡大するメンバーを集める事に成功しているし、彼の色が薄まったとも思わない。
但し、ステューディオ(スタジオ)盤の方が好きかな。正直に書いてしまうと。ライヴが下手という意味では無くて、元々ライヴを想定して書かれている音楽では無いし、彼の歌声は座って静聴するタイプのものだと思うから。
だから、ライヴならば密室性の高い、椅子有りライヴハウスで聴きたい。それをするには人気が有り過ぎるから、ゲリラ的に行わない限りきっと無理だけど。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’10. (音楽紹介業)
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