Sep. 11th, 2007. Starlight Cruisin’
御詫び(又は御了承下さい):
番組の終了する頃に頂くE-メイルは、最後の話を終えた後に気付く場合が多くなってしまいます。一応あれでも「今の番組をどう締めようか」等と真面目になってるんです、終わりの十分位は(あらら)。
次週だと内容がそぐわないという事になってしまう、そんなタイミングでの紹介になってしまうかも知れませんが、僕自身は大変嬉しく拝読しております。その辺り、なにぶん一人でぱたぱたとやっている番組故、御了承下さい。
人見欣幸
19:34
I GOT YOU
/James Brown, ’64.
※番組で「I Feel Good」と紹介していたのは間違いです。翌年、大ヒットした再録音版が出された際に「I Got You (I Feel Good)」と改題されていたのを混同しておりました。誠に申し訳有りません。
19:40
プッチーニ「ラ・ボエーム」より わたしの名はミミ/ソプラノ:バーバラ・ヘンドリクス、テノール:ホセ・カレーラス 他
ジェイムズ・コンロン指揮 フランス国立管弦楽団
クラツカ葉山(このタイトルを言い忘れておりました…):
19:48
レオンカヴァッロ「道化師」より 衣装を着けろ
/テノール:ルチアーノ・パヴァロッティ
19:53
IT’S A HARD LIFE
/Queen, ’84.
-CHIC history-
20:03
REAL COOL WORLD (12″ club mix)
/David Bowie, ’92.
produced by Nile Rodgers
20:10
SWEET STICKY THING
/Ohio Players, ’75.
20:17
634-5789 (SOULVILLE, U.S.A.)
/Wilson Pickett, ’66.
20:20
DIRTY (JUNIOR’S JUKE)
/Earth, Wind & Fire feat. Junior Wells, ’79 or ’80.
※何でEW&Fの演奏ってどれもこれも元気の素成分が大量に含まれているのでしょうか?
20:26 -朗読くん。-
SAVING ALL MY LOVE FOR YOU すべてをあなたに
/Whitney Houston, ’85.
※「ウィットニーさん、先週は本当に御免なさい。今週はちゃんとやりますので」の思いで連続しての登場。
20:32
UNTITLED (HOW DOES IT FEEL)
/D’Angelo, 2000.
※もろプリンス、具体的には、「パープル・レイン」シングルB面曲「ゴッド」あたり。
20:39
CAN’T TAKE MY EYES OFF OF YOU 君の瞳に恋してる
/Lauryn Hill, ’98.
※アルバム・ジャケからは「あたしがボブ・マーリーの後継よ」という気迫が感じられました。
20:47
REHAB
/Amy Winehouse, 2006.
※本当に彼女は将来(しかも近々の)が心配。ビリー・ホリデイやジャニス・ジョプリン、リッキー・リー・ジョーンズ(彼女は戻ってきたが)みたいな「あちら側にイッちゃう人」っぽいから。そのハラハラもまた話題なのだけれど。つまり本国では音楽性がやたらめったら高い華原朋美みたいな扱いなのか(笑)?
20:52
WHEN YOU LOVE SOMEONE
/Chic, ’82.
※オリジナル・アルバム「Tongue in Chic」所収。編集盤では「The Best of Chic vol.2」や二枚組「The Definitive Collection」所収。
●月刊プレイボーイ付録(もうとっくに次の号が出ていますが)「ピーター・バラカンが選ぶブラック・ミュージックの100枚」を参考にしたソウル特集の最終回。
●それと関係無く、兎に角今夜皆さんにお聴き頂きたかったのがクイーンでした。
「そうか、この曲の、本編とはあまり整合性の無いイントロダクションはここからとられていたのか」
と思って頂きたかったのです。僕も当時から不思議に思ってはいたのですが、まぁクイーンはアイディアを詰め込み過ぎるのがウリだからなぁ、という程度の決着をつけていたのです。他の人だと三曲とか五曲で発表しちゃう程のアイディアを一曲に詰め込んでしまうのが彼等ですから。
その意味ではポール・ムカートニーに共通する、サーヴィス精神というか過剰振りというか(笑)。
●ここ十年程のソウル、ブルー・アイド・ソウル・シーンは女性の活躍が目立ちます。
コリーヌ・ベイリー・レイ、
ジョス・ストーン、
ローリン・ヒル、
ファーギー(元ワイルド・オーキッドだったんですね。全くマークしていませんでした。
ブラック・アイド・ピーズは彼女の加入後に更に人気が出ました)
エリカ・バドゥ、
アリシア・キーズ、
メアリー・J.ブライジ(彼女や故アリーヤが起爆剤かな?)
ノーラ・ジョーンズ(も含めちゃいましょ)、
そして
エイミー・ワインハウス
等々。
しかるに男性は、どうしてもプリンスの影響から出きれていないのではないか、と。それ程プリンスがもう何でも手をつけちゃったのかも知れません。
トニ・トニ・トニの連中、
ディアンジェロ、
マクスウェル、
エリック・ベネイ、
そのちょい前の
レニー・クラヴィッツ、
テレンス・トレント・ダービーと。
多くは、何だか、もろプリ化して名作を生み出した後、出口を見失うか、やけに売れ線になってつまんなくなっちゃうか、という。
これは、もうすこし広く、ポップ・シーン全体で考えると、特に最近は、男性はソフトな路線、女性は激しい路線がそれぞれ話題になり易いという傾向が強いので、その反映(又はそういう風に僕が誤解してしまっているだけな)のかも知れません。
世の中、どれだけ支持を得ても私見は私見、どれだけ人気が有っても所詮は大きな内輪ウケでしょうし。ザ・ビートルズでさえも。
ジョン・レノンはそこに気付いて虚しくなっちゃったのかなぁなんて想像、たまにします。
人見 “Hit Me!” 欣幸, ’07
コメント
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仕事の帰り、ちょうどプリンスらしき…から聴けました。
で、プリンスではなかったのですね。(笑)
そしてトンネルを抜けるとどしゃぶりでした。
さすが、生放送、雨情報あり。
そして、最後の“コガネムシっ コガネムシっ… ”(←失礼)でちょうど家の前でした。 Like
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上記の註釈:
♪コガネムシっ コガネムシっ♪
は、最後のオンエア曲「When You Love Someone (Chic)」のギター・リフのパターンです。流す前に言おうと思っていたのですが言い損ねてしまっていたのです。さっちゃん、フォロウを有難う。
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俺は録音して、この放送昨日聴きました。
そうか「コガネムシ」!笑 Like