Dec. 2nd, 2007. Back to the ’70s
chart data: Billboard’s Hot 100 Dec. 3, 1977
ちなみに、
DANCE, DANCE, DANCE, YOWSAH, YOWSAH
Chic
は、
No.46→41.
No.10:
10:07 (Every Time I Turn Around) BACK IN LOVE AGAIN
L.T.D.
No.9:
10:12 IT’S SO EASY
Linda Ronstadt
No.8:
10:14 BOOGIE NIGHTS
Heatwave
No.7:
10:19 WE’RE ALL ALONE
Rita Coolidge
No.83:初登場
10:27 WHAT’S YOUR NAME
Lynyrd Skynyrd
No.6:
10:34 HEAVEN ON THE 7TH FLOOR
Paul Nicholas
No.5:
10:37 BLUE BAYOU
Linda Ronstadt
No.4:
10:41 BABY, WHAT A BIG SURPRISE
Chicago
No.17:
10:47 SLIP SLIDIN’ AWAY
Paul Simon
No.50:
10:52 DON’T LET ME BE MISUNDERSTOOD
Santa Esmeralda
No.3:
11:03 HOW DEEP IS YOUR LOVE
Bee Gees
No.2:
11:07 DON’T IT MAKE MY BROWN EYES BLUE
Crystal Gayle
No.1:
11:11 YOU LIGHT UP MY LIFE
Debby Boone
No.71:
11:24 PEG
Steely Dan
CHRISTMAS /THE SINGERS UNLIMITED, ’72.
11:33 DECK THE HALLS
11:38 JOY TO THE WORLD
11:39 SILENT NIGHT
11:43 OH COME ALL YE FAITHFUL
今週紹介したチャートでトップ10入りを果たしたL.T.D.。
Love
Togetherness (団結)
Devotion (祈り)
の略という凄いグループ名だ。
この時期の中心人物、ドラマー&シンガーのジェフリー・オズボーンは八十年代にソロとして大成功するのだが、申し訳無いけれど僕は彼がどうしても苦手で、しかも彼が脱退した後のL.T.D.が、なんてったって「キッキン・バック」が大好き。そんな訳で、ジェフリー在籍時の彼等は「中古だと安いので、アルバムはあらかた持ってはいるものの、何となく一度さらっと聴いた程度」という失礼な状態が長く続いていた。
転機は十一年前。
湘南ビーチFMで番組を始めたばかりの頃だと思う。当時担当していた金曜16:00-19:30の番組 ‘湘南ビーチTwilight Time (金)’ の次は ‘Friday Smoove Connection’ 、担当はT-eddy。
彼から訊かれたのだ。
「人見さん、L.T.D.の ‘Love Ballad’ って持ってる?」
ファースト収録曲だった。そしてそのファーストはまだ持っていなかった。
そこから再び何となく気になり始め、ファーストも買った。
かなり良かった。
やっと他のアルバムも久々に聴いた。
かなり良かった。
「さらっと聴いていた」だけの約十年を少し恥じた。
・・・なんていうレコード、我が家にはまだまだ一杯埋もれているんだろうなあ。楽しみ(笑)。
話は変わってクリスマス。七十年代の名クリスマス・ソングを、今年も十一時台の後半で紹介したい。
初回となる今回は、思い切って単独ミュージシャンのアルバムから集中的に四曲かけてみた。と言っても短いものが多いので九分に満たなかったが。
彼等の事は(矢張りこれも、という事になるが)山下達郎が大好きであるというので知り、好きになった。彼のコーラスには、いわゆるポップスのコーラス・スタイルもさること乍ら、ザ・フォア・フレッシュメン(とその継承者たるザ・ビーチ・ボーイズ)、そしてザ・シンガーズ・アンリミテッドという、ジャズ・ルーツの技巧的な流れも色濃く、特に冬向けの『シーズンズ・グリーティングズ』の一人ア・カペラ曲はその傾向が強い。
と言う事は勿論このアルバム『クリスマス』なのだ。両者共に取り上げている曲には、特に強い影響を感じられるだろう。
ザ・シンガーズ・アンリミテッドの中でも特に好きな一枚なので、自宅でもよく、実はクリスマスと関係無く、聴いたりする。多分ドゥー・ワップやバロック音楽と共通する、ある種の浮遊感や高揚感を僕は好いている。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’07.
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