Feb. 26th, 2008. Starlight Cruisin’ (火)
番組内容ショート・コメント:
「クラシカル?葉山」
いよいよ来週チケット発売の「クラシカ葉山」便乗企画。今回はピアノが主役なので、R&R界のピアニスト達、今回は割とイカレた所を(笑)。
矢張りR&Rのピアニストはイカレた奴等の方が「王道」でしょう!! 素っ頓狂なシャウトとイカレた目つきで八分音符をブッ叩きまくる、時には肘、足そしてお尻でブッ叩く(笑)、そんなやかましいロケンローラーを詰め込んだ九十分!
(以上、番組前)
以下のソング・リストは放送中「comments」欄に入力したものを後で移動(一部加筆訂正)。
19:33 dedicated to J.B.
M1 PAPA’S GOT A BRAND NEW BAG (pt.1)
/James Brown, ’65.
番組終わりで、別ヴァージョンをオン・エアする予定。
19:41 今週末、葉山マリーナーでスウィング!
M2 IN THE MOOD
/谷口英治
19:48
M3 LONG TALL SALLY
/Little Richard, ’56.
「イカレた所」、勿論代表はこの人!
10:50
M4 I’M DOWN
/The Beatles, ’65.
リトル・リチャードを愛してやまないポール。ピアノはこの時期はジョージ・マーティンですよね、確か。
19:55
M5 WHOLE LOTTA SHAKIN’ GOIN’ ON
/Jerry Lee Lewis, ’57.
イカレ組、白人代表。
19:57
M6 WHOLE LOTTA SHAKIN’
/The Georgia Satellites, ’88.
piano: Ian McLagan!!
こういうイカレたピアノ、七十年代以降はマックの独壇場! 六十年代のスモール・フェイセズ時代はオルガンがメインだったし、そんな芸風じゃなかったんだけどね。やっぱりフェイセズでの飲んだくれイヤーズがいけない(笑)。
20:04 CHIC history goes back to 1992.
M7 Lost Avenue
/Grayson Hugh
produced by Bernard Edwards
background vocal: Fonzi Thornton
from the album ‘Road to Freedom’
フォンズィは、シーク全盛期のコーラス担当。最高傑作である四枚目「Real People」の最後の曲ではリード・ヴォーカルも担当(でも、正式メンバーだった事は無い)。
20:11
M8 DEAD OR ALIVE
/Journey, ’81.
piano: Jonathan Caine
いつも話して、そして書いていますが、こういう景気の良い曲がもっと多ければ(目立てば)、ジャーニーって文句無しに最高のR&Rバンドという評価を得られたと思うんだけどね。
「最高」と「優秀」を履き違えたのかなぁ。
20:14
M9 RUNNING ON ICE
/Billy Joel, ’86.
イントロのピアノでイチコロよ〜ん。
20:19
M10 DIXIE CHICKEN
/Little Feat, ’73.
piano: Bill Payne
今でこそ名盤扱いですが、当時は本国でも売れず終いという事実。これだけのものを作って売れなきゃあ、そりゃあガックリ来ますわな。
20:23
M11 OLD TIME ROCK & ROLL
/Bob Seger & The Silver Bullet Band, ’78.
「ロケンロー」と「土建業」って響きが似てるんです。大学の頃、先輩が♪だかが土建業 されど土建業♪って歌ってて(勿論トムキャットですよ[笑])、実に感心したものです。
♪I like old time 土建業〜♪って、何か良いでしょ?
20:28 朗読くん。
M12 LOW RIDER
/War, ’75.
今、僕は仕事の関係で「ウォー漬け」です。詳しくは回を改めて。番組ではこの後、話します。
20:32
M13 PART TIME LOVE
/Elton John, ’78.
彼としては冬の時代ですが(この後、「恋に捧げて…」で更に真冬に[笑])、僕の最初のリアルタイムでの彼はこれなので、思い入れたっぷりです。良いと思うんだけどなぁ、これも。
20:37
M14 LOVE THE STUFF/AIN’T NO MOUNTAIN HIGH ENOUGH
/Stuff, live ’80.
piano: Richard Tee
スタッフって、ギターリストが二人とも「じわりじわり」と弾くほうなので、実は一番アタックの強いソロをとるのがティーですわなあ。この曲も、正に爆発するみたいにピアノが炸裂しますから。
ちなみに二曲のオリジナルは、
前者:Stephen Stills (Love the One You’re With)
後者:Marvin Gaye & Tammi Terrell (Diana Rossによるカヴァーの方が有名), written by Ashford&Simpson
カヴァー、というよりそれらのコード進行でジャムった、という所。
20:45
M15 GOT THE FEELING
/Jeff Beck Group, ’71.
piano: Max Middleton (この名前がすぐに出て来ないとは、ワシも老いたものよのう・・・)
中盤のピアノ・ソロのイカレっぷりといったらもう!
20:52
M16(ending) PAPA’S GOT A BRAND NEW BAG, pts.1,2&3
/James Brown, recorded in ’65.
このオリジナル・テイクを、少し回転を上げて、かなりエコーを効かせて発売したのが当時発売されたもの(本日のM1)、というワケなのですね。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.
コメント
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番組中、間に合いました。仕事しながら録音してます。帰りの電車で、じっくり、そして、一人、ニンマリして、聞きますね。頑張ってください。 Like
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獅子丸さん
毎週どうも。本当に。車内で吹き出さない事を祈るのみです。 Like
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今帰宅し聴き始めました。
うわ~、「パートタイム・ラブ」! 聴いたの何十年ぶりだろう。
ものすごく懐かしく感じました。
僕もエルトン・ジョンを聴いたのはこの曲が最初でした。
きかっけも人見君と同じで「ダイヤトーン・ポップス・ベストテン」。
サビの最後 ♪ぱ~と た~いむ ら~ぶ と伸ばすところと、
♪ぱっ たいっ らっ と短く切るところがあるのが、
凝ってるなあと思ったものでした。 Like
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落語ではないので、吹き出すまでは行きませんが、うなずいたり、感心したり、前に座っている人に、へんな目で見られる事はあります。今夜も、帰りが楽しみです。 Like
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獅子丸さん
今、仕事中なのでは?! この時刻で返事を下さるとは、これを見乍ら、ちょくちょく更新し乍ら仕事をされているのですか?
脱線せずに早く仕事を終わらせなさい(笑)! わしゃ家族か?! Like
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終了~。 Like
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GAKUちゃん
「ポップスのどん底時代」とされる '70年代後半が「親」である僕等は、御陰で「良し悪し」の線引きが他の世代より低~い気がする。よって好きな洋楽がやたらと多い、というオチ。違う? でなければ、「アイム・セクシー」も「パッション」も「燃えろ青春」さえも大好きなロッド・ファンである自分を肯定出来ないんだけど(笑)。 Like
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あ!!
ウォーの事、良い忘れちゃった…。 Like
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え? '70年代後半って 「ポップスのどん底時代」なんですか?
僕にとってはこれ以上ない 「ポップスの黄金期」なんだけど。
この認識の違いからしても、僕らは「良し悪しの線引きが他の世代より低~い」んでしょうね。
「アイム・セクシー」の元歌とされるタジマハールが、最近車のCMで使われてますね。
この選曲をした人、かなりのマニアかもしれません。 Like
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そうそう、この番組は、唯一の楽しみ、番組時間内に仕事が出来るという事は、番組が聞けてる事です。徹夜明けでなお、この時間に帰宅しても、全然苦になりません。ただ今日は、間違って、8時半以降の部分を消してしまった。ショック!明日は遅刻かな?(おつかれ様でした) Like
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獅子丸さん
あはは、徹夜ハイの状態でしかも夜を迎えての僕の番組は、結構「効く」かも知れませんね(笑)。もっとくだらない駄洒落とか、ふやしちゃおうかな。
でも、いずれにしても御無理をなさらぬ様・・・。
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GAKUちゃん
ほら、'70年代後半から '80年代初頭って、それ以前から活動してるミュージシャンにとっては、ふるいにかけられた時代になってるじゃない? ディスコとパンクが、つまりビー・ジーズとピストルズが両極端な基準になったんだろうけど。
「マサチューセッツ」期のビー・ジーズじゃないと駄目な人とか、
「ミス・ユー」「エモーショナル・レスキュー」あたりは苦手なストーンズ・ファンとか、
「グッドナイト・トゥナイト」は無いだろう、というポール・ファンとか、
『ディスカヴァリー』より前が好きなELOファンとか、
「ラヴィン・ユー・ベイビー」で俺達を裏切ったと語るキッス・アーミー隊員(笑)とか、
『ジャズ』『ザ・ゲイム』で離れたクイーン・ファンとか、
ベック・グループやフェイセズが好きで「ホット・レッグズ」がぎりぎりOKのロッド・ファンとか、
「ブーギ・ワンダーランド」を自殺行為とするEW&Fに関する論評とか、
JTテイラー加入前のクール&ザ・ギャングしか認めない人とか、
(続く) Like
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(続き)
ボストン、トト、ジャーニーでロック・ファンをやめた人とか、
ジョー・ウォルシュ加入やマイクル・マクドナルドが分水嶺のウエスコ・コースト・ロック・ファンとか、
スーツに身を包んだボズを良しとしない人とか、
『ヴーレ・ヴー』以降は駄目、というアバ・ファンとか、
それより上(?)の、アバが苦手なカーペンターズ・ファンとか、
キリが無いけどね。
一方、ザ・ポリース、ザ・カーズ、勿論シーク他、この時期に出て来た連中も、勿論その後、ふるいにかけられる訳だけど。
僕は、プリテンダーズやザ・ジャムを生み出した当時のイギリス音楽シーンには心から感謝するなぁ。
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>プリテンダーズやザ・ジャムを生み出した当時の
>イギリス音楽シーンには心から感謝するなぁ。
全く同感です!! Like