うわ、参った。しかも気付くのが遅くなってしまった。丁度ひと月前だ。
マイルズ・デイヴィスのプロデューサーとして有名なテオ・マセーロ (Teo Macero) が亡くなった。
二月十九日没。病死という以外の具体的な発表は無い。享年八十二。
電化マイルズをこよなく愛する身として、この報せは本当に悲しい。
マイルズのセッション中はずっとテイプを回しっ放しだったという。その中から、「ここは!」という部分を見付けて抜き出して繋いでいたのだから、実質的に作曲者・編曲者であったとも言えると思っている。
それは近年になって続々ボックス・セットとして初商品化されている各アルバム毎のセッション・テイプを確認すればより明確になる。よりテオ・マセーロの功績の大きさを知る。経済的な理由でまだ全部買えていないけれど(トホホ・・・)。
特に『オン・ザ・コーナー』、そして『ライヴ=イーヴル』になったライヴセッションは早く聴きたい!
それから『フィルモア』の完全版も早く出してね!
最近では(と言っても前世紀だが)ロバート・パーマーのアルバム等のプロデューサーとして、その名を見ていた。
R.I.P.
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08.
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