昨晩、茅ケ崎ブランディンでのDJパーティに御邪魔した。僕も昨年出演させて頂いており、その模様は本ブログの第三十八回と第四十二回で記してある。以降、なるべく都合をつけてこちらでのDJナイトには御邪魔させて頂いている。
ちなみに先月のDJは、湘南ビーチFMヘヴィ・リスナーには「Shonan Breeze」内「Na Praia」で御馴染み、カフェ、ヴィヴモン・ディモンシュの堀内隆志さんだった。僕よりも更に通常の番組そのままをやっていらして、いやはや脱帽(笑)。
さて。
今回のゲストは小尾 隆さん。
ロック全般に関する広範な知識と的確な指摘、深い愛情が感じられる文筆活動で知られる音楽評論家(御自身は「音楽著述業」と表記されている)として、洋楽ファンには知られた存在だ。
実は、誰がDJとして会場に登場するのかは知らなかった(予告の段階では公表されていなかったせいもあり、楽しみとして、わざと知らないまま会場に向かったのだけれど)。それが小尾さんだと知り、また以前より「とても良い方だ」「面白い方だ」という話は知り合いから聞いてもいたので、御本人に会えてとても嬉しかった。
しかも、驚くべき事に、
小尾さんは僕の事を御存知だった。
僕の文を読んで下さっていた。
び〜〜〜っっっっっっくり。
「小尾さん失礼致します。初めまして。人見と申します。いつも文章は楽しく興味深く拝読させて頂いております。一応僕も、『(レコード・)コレクターズ』等に少し書かせて頂いております。最近は去年のスライ特集で・・・」
等と自己紹介をさせて頂いた所、予想だにしない言葉が返ってきたのだ。
「あ、あの、人見さんて、スモール・フェイセズを書かれたりしてましたよね?」
十六〜七年前の話だ・・・! しかも小さな小さなアルバム・リヴューだ。そんな小文に大先輩が目を通して下さっていた事、それをまだ憶えて下さっている事が、嗚呼、僕を舞い上がらせる。♪I Feel Like Flying〜 (/Gino Vannelli)
多分、声のキーは二音程上がり、足は五センチ位浮き、鼓動は一割程アップした事だろう。
氏のブログに、昨晩の事、曲順表ほかの記述がある。
ザ・ヤング・ラスカルズ二連発、
ボブ・ディランのゴスペル・カヴァー、
アリーサ・フランクリンのフィルモア、等が来て、
エンディングが佐野元春の去年の名盤『コヨーテ』より。
その正しさに拍手! I Wanna Be with You Tonight!
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)
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