アクセス壱萬突破!
芳名帳を作成いたしましたので、宜しければ一筆。
最近、こんな事をやっています!
バウンスによると、ロン・ウッドがアルコール依存症治療の為、リハビリテイション施設に入っているという。
何度やれば立ち直ってくれるのだ〜?!と、みんな思ってるぞ(笑)。
トゥアー前に、あのミック・ジャガーに「頼むから治してくれ」と言われたという話も何年か前にあった。ミックに頼まれちゃあねぇ、そりゃあ言う事、きくよねぇ。
でも、又なっちゃったんだ・・・。
「最近のストーンズの写真を見ると、一番体調が心配なのはロニーですよね」という話を、色々なロック・ファンと本当に良くする。足を骨折したりしたし、相変わらず舞台でもレッド・カーペットでもよれよれの歩き方だし。
九十年代以降、一番格好良いのはチャーリー・ワッツだったりする(笑)。
ロニーは昔からああいうフラフラとしたステイジ・アクションなので、そういうものなんじゃないかとずっと気に留めていなかったのだけれど、それはつまりずっとアルコールやドラッグの依存症状態だという事なのかも知れない。あまり笑えなくなって来た。
バンドには、音楽的なリーダーと、人脈的なリーダーと、そして、我が強い個々を繋ぎとめる「良い奴」が必要だ。ザ・ローリング・ストーンズに於けるロニーは「良い奴」担当だ。
彼がメンバーになっていなかったら、’75年の時点で解散していたかも知れない。’89年の『スティール・ウィールズ』は無かったかも知れない(この時の、ミックとキース・リチャーズの間を取り持ったロニーの気の回しっぷりは、当時のインタヴューで明かされている)。
「自分が一番のストーンズ・ファンだから、解散させたくない。」
「多分、全員が車椅子に乗ってもロックン・ロールする最初のバンドになるね。」
今、一番その足並みを揃えられずに心配されているのが、ロニー、貴方です!!
足、引っ張ってるぞ、ロニー(笑)。
僕は、「ミス・ユー」で好きになり、リアルタイムで彼等を知る(買う)のは ’80年の『エモーショナル・レスキュー』からというクチなので、最初からロン・ウッドはメンバーだ。彼の「軽さ」が、ストーンズのフットワークの軽さに良い影響を与え続けていると思っている。音楽的にはミック・テイラー在籍時(七十年代前半)がピークだと思うけれど、高校の時に観に行った映画『レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』は感動ものだったし(※)、そこでのロニーの悪ガキっぷりに、更に惚れたのだ。
中学・高校で全部揃えた彼等のレコードは、その後、色々あって手放してしまったけれど(JBを観たのが主因だ)、ロニーのソロだけは残していた。「R」、つまりストーンズの棚に入れてあった彼のレコードは、それ以降(ファミリー・ネイムで)「W」のコーナーにある。
ストーンズの新作は買ったり買わなかったり(しかも、理由はトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのベン・テンチが居るか否かだったりする)だが、ロニーの仕事は追い掛け続けている。
最近は、昨年末は噂に終わったフェイセズ再結成の噂が再び! やっと今度はロッドが乗り気らしいので、今度こそ動くのでは?という情報が流れている。誰がベイスかという事も含めて(トゥアーでなければビル・ワイマン?)楽しみだ。
ロン・ウッドの特集を組んだ事も何度かあったと記憶している。
バンドのギターリストが出すソロの良いものは、ロン・ウッドのソロの影響下にある様に思えてならない。
ドン・フェルダー、マイアミ・スティーヴ・ヴァン・ザント、イズィー(イジー)・ストラドリン、リッチー・サンボーラ、ダン・べアード、仲井戸“チャボ”麗市(含麗蘭)、ルーク・モーリー、・・・。
ファンが多いとは言えないのかも知れないけれど、少なくないのは確かだ。彼を嫌う人が少ない、という、ストーンズ内だけでなく、ロック界の「良い奴代表」なのだろう。
これからも無理せず活動を続けて貰いたい。だから全快して貰いたい。
あと、キースの木登りをおだてるのは止めて頂きたい(笑)。おだてられて登るキースもキースだけど。
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)
(※)本ブログによく登場する(訪れてもくれている)Taroと一緒に行き、二人で二回、僕はもう一回観た。つまり彼よりストーンズを取った事になる。今思えば薄情な奴だ僕は(笑)。横浜から約一時間、帰りの電車の中で彼は何を考えたのだろう。その前に電機店にでも寄ってたかな?
ちなみに観に行った横浜の映画館(ムービルだったかな?)、場内はガラガラだった。日本で、「ミック」と言えば「キース」と若者の誰もが認知する知名度を得るのは九十年頃(初来日)の話だ。
そして、その頃から彼等を
「ストーンズ」ではなく、
「ストーンズ」と呼ぶ、僕とは違う種類のストーンズ・ファンが急に増えた様に思う。
とっっっってもイヤだ。
それを察してか、僕は既にレコードを手放していたのだけれど。
それはそうと、今夜はTaroとラーメンを食べた(偶然、七年前から近所に住んでいる)。最近、フェイセズがお気に入りだそうだ。
「スティーヴ・マリオットがね、スモール・フェイセズにピーター・フランプトンを入れようとして反対されて、それでスティーヴは抜けてピーターとハンブル・パイを作ったんだってさ。で、残った三人がロニーを入れて、ロニーがロッドを誘ってフェイセズ。」
「え? ピーター・フランプトンってイギリス人なの? アメリカ人かと思ってたよ。」
「デイヴィッド・ボウイーと同級生だったらしいよ。イギリスの何処出身なのかは憶えてないけど。」
「・・・別に俺達が、ピーター・フランプトンが何処の出身なのかなんて知らなくての良いんだけどな。」
「そうそう。日本の地方都市のラーメン屋でさ、フェイセズがどうしたとか、パット・トラヴァーズがこうしたとか、そんな話をされてるとは当人達は思ってないよね。」
と、和んだ会話が交わされた(笑)。
ラーメン、餃子、ビールにフェイセズっていうのは結構オツだとと思うけどね。
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