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最近、こんな事をやっています!
昨晩、ビル・サリバン氏と偶然再会した。
長年の湘南ビーチFMヘヴィ・リスナー諸氏であれば御記憶だろう。
現在は僕が担当している時間枠、日曜日午前十時〜十二時の番組が「湘南パトロール」だった時代に出演していたDJだ。ちなみに去年から夏期に放送している同名の番組(コーナー)とは無関係。
彼は当時から、アナウンサーとしてNHKの番組(英語音声)や、英語教育関連のCD等で、「模範英語を読む人」として仕事をしている。NHK総合の、ニュースかドキュメンタリー番組の英語音声で、僕も彼の声を聞いた事がある。
美声かつ美しい発音で、正しい英語を話す男なのだ。
僕は現在、週に数日、恵比寿に通っている。上記の「こんな事」をしている仕事場が恵比寿に在るのだ。
昨日もその日だった。夜、仕事を終え、僕は恵比寿駅近くに在るレンタル・ヴィディオ店に入った。初めて入る店だった。
時間が有る時は、道すがら見掛けるレンタル店にはよく入る。狙いは中古品の販売コーナー。CDが有ればベストなのだけれど、最近はDVD&VHSレンタルのみの店が多くなった。特に狭い店はそうだ。本当にCDで音楽を聴く人が減っているのをここでも実感する。
その店も狭い店だった。案の定CDは無かった。中古もVHSばかりでDVDは少なかった(まだDVDを中古で出す店は少ない)。
「・・・これといったものは無いかぁ〜・・・」
と心の中で呟いて店を後にしようとしたその時、大柄な男性が僕に話し掛けて来た。日本語交じりの英語で。
「Excuse me, ちょっとすみません、HiTOmi さん・・・?」
「・・・! ビルさん!!」
四〜五年振りかも知れない。
「ウワァオ、元気?」
「Yes, I’m fine. You’re looking so fine too, like before!」
「でもとっても忙しいね」
「そうなんだぁ」
「何で恵比寿?!」
と、彼の日本語に僕が英語で答えたりする、ぐちゃぐちゃな状態で会話が弾んだ。
最近引っ越してしまったそうだが、それ迄は恵比寿に住んでいたという。その頃にその店の会員になり、現在も利用しているのだという。
「湘南パトロール」では、確か2000年前後は彼がDJ、僕が「オーシャン・ハイウェイ情報」のアナウンサー(電話にて)を担当。途中からは、彼の仕事が忙しくなり、僕とトム・シマルツ氏が加わった三名が交代でDJを担当するという体制になった。番組出演で来局をした際にはよく話をさせてもらった。シークのメンバーからのE-メイルの、訳せない部分を教えて貰ったり、手紙を書く時にはチェックして貰ったりもした。
彼は、ティーンエイジ期を七十年代のカリフォーニアで過ごした、羨ましい御仁だ。色々と情報交換が出来て有難かった。
サーフ・ロックが大好きで、日本の若手、ザ・サーフコースターズやエル・カミーノズも大層気に入っていた。ライヴ会場で会うことも何度かある。
僕は、彼がエレクトリック・マイルズ(・デイヴィス)に目覚める切っ掛けを作ってしまった。
彼はザ・ビーチ・ボーイズの「ビッグ・サー」が好き、と、良い所を突いてきた。
「ビルさんはジャーニーのロス・ヴァロリーにルックスが似てる」と言ったら嫌がられた(笑)。
ラモーンズのレパートリーをザ・ヴェンチャーズ風にカヴァーした「ラモーンチャーズ Ramontures)」という凄いアルバムを聴かせて貰った。あれは笑ったなぁ。(※)
等など。
鞄に入れてあった「湘南ビーチFMマガジン」最新号を手渡せた。店内、レジのすぐ近くでの立ち話だったので、興味深そうに眺めていた店員さんにも渡せた(笑)。(※2)
湘南ビーチFMスタッフの皆さんへ、ビルさんが宜しく、と。
来週の水曜日に、再び恵比寿で会う約束をした。FMのマグ・カップ(但し「ハヤマFM」時代のものなので現在は販売していない)が有れば欲しいという事で、その調達をして手渡すという算段なのだ。
又、昨晩、ビルさんは一週間レンタル品を数枚借りていたので、返却も丁度良い筈だ(笑)。今、気付いたけど。
(尚、彼、Bill Sullivan の名刺のカタカナ表記は「ビル サリバン」となっていた。僕は ‘v’ は「ヴ」と表記したいクチなのだが、本人の意向を尊重して、今回は名刺の表記に倣った。)
人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’08. (音楽紹介業)
(※)ビルさんによれば、彼等は多分、アメリカ西海岸のサーフィン系ミュージシャンによる覆面バンドではないか、という事だった。そのパロディ精神=敬意は徹底していて、メンバーは、
Nokie Ramone
Don Ramone
Bob Ramone
Mel Ramone
である(笑)。
ラモーンズのメンバーもザ・ヴェンチャーズのメンバーも喜んでいる事だろう(物故者が多いが)。
(※2)会員制の小さな店を五〜六年利用していれば、そりゃ店員にも憶えられる。その店員さんも、何処かの展覧会場で、彼のガイド音声を耳にして「ああ、こういう仕事をされてる方なんだぁ」と感心した事があったという。
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