432 留守番DJ 5/30 SOUNDSCAPE THEATER

May 30th, 2009.
Soundscape Theater

番組内容ショート・コメント:
留守番、しっかり務めます。マーヴィンゲイ関連を其処此処にちりばめてみようかな、と。

 そんな訳で宜しくひとつ。
 本日タカシは義弟の結婚式へ。

 久々となる留守番DJです。
 イレギュラーな時間帯・番組枠・フォーマットの中で番組を進行するというのはかなり緊張するものです。とても勉強になります。刺激になります。

マーヴィン・ゲイ☆
彼をカヴァーしたもの☆☆
彼の影響下にある楽曲☆☆☆

 をちりばめ、間は割とクールなシンセ・ファンク多めで、湿度低めに御送りしよう、という狙いです。

 尚、アタシしゃ下戸なんで「Bar 789」はお休みです(笑)。・・・いえいえ、「やらなくて良い」という指示があったんですよ、ちゃんと。

(以上、番組前)

 以下のソング・リストは放送中「Comments」欄に入力したものを後で移動(一部加筆訂正)。

M1 dedicated to タカシ&この日の新郎新婦
15:03 WE GOT MARRIED
/Paul McCartney, ’89.

M2 ♪好〜き〜好〜き〜ソ〜ウル・シンガ〜
15:08 SILKY SOUL
/Maze featuring Frankie Beverly, ’89.☆☆☆

M3 (BGM) つまり(少し凝った)カラオケ
15:15 WHAT’S GOING ON (rhythm ‘n’ strings mix)
/Marvin Gaye, ’71. (released in ’01.)☆

M4
15:19 MOONCHILD
/Rick James, ’85.
 晩年のマーヴィンが「自分の座が奪われる」と(被害妄想的に)ライヴァル視していたのが彼

M5
15:23 WHEN WILL YOU BE MINE
/Average White Band, ’79.
 二人のヴォーカリストはマーヴィンとロナルド・アイズリー(アイズレー)からの影響大

M6
15:27 I WOULD DIE 4 U
/Prince and the Revolution, ’84.
 ある意味で、マーヴィンの両極端な人格を最も継承しているのが彼

M7
15:35 CLICK GAMES/RICK JAMES
/Marvin Gaye, ’82.☆
 口に出すと解ります。タイトルは駄洒落。まぁ仮題ですので(笑)。

M8 ヴァイブはロイ・エアーズ!
15:41 DANCE WIT’ ME
/Rick James, ’82.

M9 この時期のEW&Fは無敵のダンス・マシーン(良くも悪くも)
15:48 FREEDOM OF CHOICE
/Earth, Wind & Fire, ’83.

M10
15:52 LET’S GO ROUND AGAIN
/Average White Band, ’80.
 デイヴィッド・フォスターによるシュガー・コーティングが気になりますが、それでもこのグルーヴには抗えません。

M11
16:02 LUCIFER
/The Alan Parsons Project, ’79.
 ’79年に間違いは無いのです。

M12
16:06 MERCY MERCY ME/I WANT YOU
/Robert Palmer, 90.☆☆
 トッド・ラングレンがこの直前にライヴで演っていたパターンのメドリー(ワッツ・ゴーイング・オンも含めていた)。
 「又、アイディアを盗まれちゃったね、トッド」とみんな思った。

(BGM)
16:12 WHAT’S GOING ON (rhythm ‘n’ strings mix)
/Marvin Gaye, ’71.☆

M13
16:16 WHAT’S GOING ON
/Cyndi Lauper, ’86.☆☆
 同じアルバム『トゥルー・カラーズ』では「アイコ・アイコ」もカヴァーしていた

M14
16:20 AFTER THE DANCE
/El DeBarge, ’91.☆☆
 フォープレイのアルバムにて客演。翌年の彼のアルバム『イン・ザ・ストーム』にも収録。とっても『アイ・ウォント・ユー』な名盤(prod. by Maurice White)。

M15
16:26 I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE
/Gladys Knight & The Pips, ’68.☆☆

M16 (BGM)
16:29 I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE
/Marvin Gaye, ’67. (No.1. hit in ’68-9.)☆
 マーヴィン版が先に作られるも一旦没に。諦めきれなかったノーマン・ウィットフィールド(ホイットフィールド、プロデューサー)はグラディス版を作りヒットさせ、更に諦めきれなくなった(と思われる)ノーマンはマーヴィン版を世に出させる。そして大ヒット。

M17
16:38 GOT TO GIVE IT UP
/Marvin Gaye, ’78.☆
 何と享楽的なのほほんディスコ。

M18 ↑この影響下?
16:42 INSIDE YOU
/The Isley Brothers, ’81.☆☆☆
 曲目問い合わせの御電話を頂きました!(※)

M19 ↑この影響下?
16:51 KISS
/Prince and the Revolution, ’86.☆☆☆
 プリンスはJB、スライ、ヘンドリクス、ザ・ビートルズ、サンターナ、スティーヴィー、マーヴィン等など、もう何でも混ぜちゃった。その調合具合が素晴らしい。

M20 「キッス」と同じ年、同じミネアポリス一派、ジャム&ルーイスは、
16:55 WHAT HAVE YOU DONE FOR ME LATELY
/Janet Jackson, ’86.

M21 M18への曲目問い合わせに気を良くしまして、調子に乗ってもう一曲(笑)
17:08 I WANNA BE WITH YOU (parts 1&2)
/The Isley Brothers, ’80.

M22
17:16 I WANT YOU (vocal & rhythm)
/Marvin Gaye, ’76.☆
 つまり弦抜きヴァージョン。よって「マーヴィンがいっぱい」度が増しています。

M23
17:21 I DIDN’T MEAN TO TURN YOU ON
/Robert Palmer, ’85.
 prod. by Bernard Edwards, drums: Tony Thompson

M24&25
17:24 PANDEMONIUM
17:32 JERK OUT
/The Time, ’90.
 道路交通情報で泣き別れになりましたが、アルバムではこの二曲、ノンストップです。無敵。

M26
17:39 LA, LA, LA, HE, HE, HEE
/Prince, ’87.
 「サイン・オヴ・ザ・タイムズ」のシングルB面。タイトルからしてあまりにもスライ。

M27
17:46 RUIDIDGENEIRO
/Goma & Jungle Rhythm Section

M28
18:03 SOMETHING SPECIAL
/Earth, Wind & Fire, ’83.
 そう言えば “Powerlight (創世記)” は長岡秀星がジャケを描いた最後ですね。

M29
18:07 SO BADD
/Zhane, ’97.
 来日公演での二人は、クールなイメッジに反してとっても可愛かった。

M30
18:12 QUEEN OF MY SOUL
/Average White Band, ’76.
 ヘイミッシュ・ステュアート作。アリフ・マーディン制作、ブレッカーズ&元ラスカルズ参加。
 名曲だらけのAWBの中でも特に好きな一曲。
 ヘイミッシュがアル・ヤンコヴィックに似ている以外は完璧なバンド(笑)。

M31
18:16 WHEN YOU LOVE SOMEONE
/Chic, ’82.
 矢張り一曲、シーク(シック)をかけたくなりまして。

M32 (ending BGM)
18:24 WEEKEND GIRL
/The S.O.S. Band, ’84.
 今回の留守番を引き受けた時から、土曜日なので、この曲で締めるつもりでおりました。
 BGM扱いになってしまいましたが。

(※)
The Isley Brothers ‘Inside You’
 ’81年発表の同名アルバムに収録。
 翌年発売の次作 “The Real Deal (ビッグ・スリル)” との2イン1という形で、2007年にアメリカ盤で初CD化されています。
INSIDE YOU/REAL DEAL The Isley Brothers (Beat Goes On B000PUB234)
 リマスター盤。カットされた曲は有りませんが、ボーナス・トラックは無し。

人見 ‘Hit Me!’ 欣幸, ’09. (音楽紹介業)

人見 欣幸

音楽紹介業(ラジオ、活字、ライヴハウス、インタネット等で音楽を紹介)
1967年神奈川生まれ・育ち・在住
1978年より洋楽中心生活者
1991 文筆デビュー
1995 ナイル・ロジャーズにファンレターを渡す(交流開始)
1997 レギュラーラジオ番組開始
2011 Nile Rodgers/CHIC応援組織 "Good Times" を内海初寧と結成、同年よりウェブ番組 "Good Times TV" 開始(13年まで)
2019 新メンバーを加え、六月より "Good Times Tube" としてウェブ番組を復活

■favorite musicians:
Nile Rodgers,Bernard Edwars&Tony Thompson
山下達郎,伊藤広規,青山純&難波弘之
竹中尚人,加部正義&ジョニー吉長

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コメント

  1. タカシ より:

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    人見さん、ありがとうございました!
    土曜の帰りに同録していただいたCDを聴きながら帰っていて
    Robert Palmer/MERCY MERCY ME/I WANT YOUでノリノリ♪だったところでフェードアウトしていった時は『ノォォォォォ!!!!!』と叫んでしまいましたよ。
    2枚目に入っててホッとしました。
    明日の吉岡さんとの番組楽しみにしています!
    Like

  2. hit2japan より:

    SECRET: 0
    PASS:
    おおタカシ君!
    気に入って頂けましたか。
    大家に失礼が無かったのであれば、ひとまず安心であります。
    『ノォォォォォ!!!!!』って、フィル・ライノットじゃないんだから(笑)。
    今年は『ブラック・ローズ』から三十年ですぞ。
    そして今日は吉岡さんゲスト。緊張しとります。
    人見 Like

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